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菊池明「初冬の風に」 紀田祥「郷に入りても…」(「民主文学」16年12月号)

「民主文学」の12月号を「ネギ」だけしか読んでなかったなと思って開いたら、そうではなかった。感想を書いたのは「ネギ」だけだが、菊池明と紀田祥は読んでいた。
 菊池明はまがね例会で取り上げたのだ。その感想はまがねブログに短くまとめてある。ぼくの感想もあまり変わらない。ただ戦後生まれの作者が、戦争加害の問題を迫真の文章で綴っている最後の部分は迫力があった。
 紀田祥は難民受け入れ問題。まさにタイムリーなテーマである。トランプ批判ばかりかまびすしいが、当の日本はもともとほとんど受け入れてないのだ。受け入れるかと問われて、はい、受け入れますと何の迷いもなく答えることができるか、この小説が問うているのはそういう問題である。建前ではなく、本音を問うている。そこに値打ちがある。だからというわけでもないが、ラストがどうだったか忘れてしまったので、パラパラとめくっていて、作者の生年に目が留まった。なんと1927年生まれとある。老眼が進んでいて横線がダブってよく見えないので、目を近づけたり離したりして一生懸命見たが、37年ではない、27年である。本当なのだろうか。90歳である。たしかに祖母と孫の話だったが、内容はとても若々しかった。それに最も現代的なテーマだ。驚いた。
 あとの二作はまだ読めていないので、いまから読む。気に入ったら感想を書く。
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