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日本語文法について

 用が片付いたので、例の21枚を読み直していたら不備が目について書き直した。終わってみると24枚になっている。400字詰めなら60枚近い。以前に書き送ったのが400字詰め相当で25枚くらいだったから、この作品だけのために85枚書いたことになる。まだ不満はあるが、このへんでやめる。
 しかし、今回の仕事は無駄ではなかった。文学についていろいろ考えさせられたこともある。文学についても、人間についても、思想や政治や組合運動史についても。
 それに今回日本語の文法についてだいぶん考えた。これは初めてのことだ。ぼくは日本語を永年書いてきたが、日本語の文法など考えたことは一度もない。
 学生時代に、どういう場であったか、学生ではない女性がいたので、飲食店だったかもしれない、ぼくが小説を書いているという話になって、その女性が、「小説を書くのって、ふつうに書くだけじゃダメなんでしょ? やはり文法に合ってなきゃダメなんでしょ?」と言ったのだ。ぼくはとまどって、どう返事したのか覚えていない。日本語の文法なんか考えたことがなかったからだ。英語は外国語だから、文法を少しは知らなければ理解できない。でも日本人が日本語を書く上で文法なんか必要ないだろう。日本語になっているかどうかは、声に出して読んでみて耳で聞けばわかる。実際には心の声に出して心の耳で聞くわけで、音として出すわけではないのだが、まあ、そういう感じだ。
 ところが自分の文章はそれでよくても、ひとの文章はそうはいかない。声に出してごらん、違うでしょ? で、済ますわけにはいかない。文法的にどう違うのかを説明せねばならない。そこで生まれて初めて日本語文法について考えることになったのだ。そこでまず困ったのが、ぼくは日本語の文法用語を知らないということだ。そこでまあ、うろ覚えの英語文法などを思い出しながら、適当な言葉で説明する。ところが読み直すたびに、ぼくの説明にはかなり矛盾があることに気づいた。結論部分で言いたいことはぼくの直観による日本語理解だから、ここは変わりようがない。問題はそれが正しいということを説明するための文法にかなり矛盾があるのだ。そういうところが矛盾していると逆に自分の直観理解こそ誤っているのではなかろうかという疑いがもたげてくる。そこでなぜ矛盾するのか、どこで間違えたのか、ということで幾度も書き直した。
 結論的に自分の直観が間違っているわけではない、文法理解がおかしかったので矛盾が生じたのだ、というところに到達できた。これはずいぶん勉強になった。
 もちろん日本語文法も知らず、その用語も知らずに書いたので、専門家から見るとずいぶん変なことを書いているということになるだろうが、用語や言いまわしは別にして、本質的な筋としては間違っていないところに到達しただろうと思っている。
 それにしても子供のころから学問を馬鹿にしてきた付けがこういうところにも出てきているなと感じてしまった。
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