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王毅発言

 王毅がワシントンでの質疑応答で、台湾憲法に言及した。「台湾憲法には大陸と台湾は一つの国であると書いてある。蔡英文がその憲法によって選ばれた以上、彼女はそれに背けない」
 中国高官が「台湾憲法」と言ったのは初めてで、王毅は台湾問題を熟知しているから、うっかりミスではないだろうと朝日新聞は書いている。
 まだ断定はできないが、これが台湾に対するメッセージである可能性がある。すなわち表向き一つの中国というたてまえを守るなら、実質的に独自の憲法を持つ独立国として扱ってもよい、という意味だ。
 もしそうなら、これは中国国内の保守過激派に向けた観測気球でもあるかもしれない。中国国家の台湾への扱いを、国内の保守世論がどこまで許すか許さないか、様子見をした。反発が出れば王毅の首が飛ぶかもしれない。いずれにせよ習近平は無事だ。いつもながらの国家権力のやり口だ。
 中国にとって台湾を武力併合することには何の利益もない。そのくらいのことは中国政府はとっくにわかっている。問題は保守的世論をどうなだめるかということだけなのだ。少なくとも一つの国であるというたてまえは譲れない。これを譲っては中国政府がもたない。王毅は蔡英文に向かってそのことを理解してくれ、その線だけは踏み越えないでくれ、そうすればそれ以上無理なことは言わない、というメッセージを投げかけたとも取れるだろう。
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