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中山茅集子 井上ひさし 「夜」改稿

 土曜日。中山茅集子講演会。
 40代後半から小説を書き始めた。夫の画家一郎が病気になり、生活の不安を覚えたのがきっかけだった。中央公論の女流新人賞をとった。
 人口40数万の福山に同人雑誌がひとつもない。佐賀市が福山の半分の人口に3つの同人があって互いに競い合っていると聞いて、ぜひ福山に欲しいと思った。その頃佐世保で井上光晴が文学伝習所を始めたのを知って参じた。光晴は文壇だけが文学ではない、文壇の外で文学の革命を起こすのだと言った。
 そういったことに触発されて「ふくやま文学」を始めた。小説を書いている人がすぐには見つからないので、児童文学の皿海達哉と詩の山本沙稚子と3人で始めた。
 自分の原点は敗戦である。軍国少女で日本は勝つと信じていた。19歳で日本の敗戦を経験した。それが自分の最も鮮烈な経験である。だから自分はそれを書く。
「うずみ」でまほろば賞をとった。この小説を書けたことで、自分の敗戦経験に一応の決着を付けることができたように感じた。
 今年90歳である。健康の秘訣は恋をすることだ。いまでも素敵な男性を見れば恋をする。だからいつまでも若い。

 ――とても張りのある若々しい声で、話の内容もすばらしいものでした。翌日わざわざ電話を下さいました。感激しました。

 日曜日。「父と暮らせば」観劇。観たと思っていたけど勘違いで、部分的に観ただけだった。これだけ内容のある作品だとは知らなかった。井上ひさしは、昔「頭痛肩こり樋口一葉」を倉敷で観た。あれもすばらしかった。そのあと「泣き虫弱虫石川啄木」を観たかったのだが、たぶん観ていない。
 あ、観たのは宮沢りえの映画のほうです。ソフトギアの芝居は観そこなった。なんでもソフトギアと「こまつ座」と両方を観た人が、「こまつ座」もよかったけど、ソフトギアのほうがもっとよかったとおっしゃってくれたそうです。

 あとは「作品集」の準備。9作品は一応最少手直しにとどめて、「失われた夜のために」にかかっている。
「序」を全面的に書きなおし、ところどころあまりにひどいところを直し、そのあと、5章にかなり手を入れた。本来削るべき章かも知れないが、決断できないので、ともあれ少しでも読者が理解できるようにと、ほうぼう直した。
 いま6章にかかっている。この章の内容が貧しすぎるので、かなり大幅に加筆している。5章は文章の手直しで済んだが、6章は内容自体に手を加えるので、簡単にいかない。ちょっと手こずっている。
 木沼さんに暇のあるうちにとは思っているのだが、もうしばらく猶予をください。
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