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日本共産党について(民主集中制)

 日本共産党への批判的支持者というのがどの程度いるのか永年分からずにいたが、最近インターネットをうろつきはじめたせいで、各所でそれと思しき人物と遭遇するようになった。
 同時に、批判的支持者が自らそれなりの党派を構成するということはありそうもないと思い至った。というのは第一に、その層はおそらくすでに高齢化している?こととあいまって、もはや政治的積極性を失っている、見えてきた死への時間をもっとほかのことに使おうとしている(ぼく自身もそう)、第二に、批判的支持者の批判は、各自まったく違う批判だからである。
 大きくは右と左に別けられる。共産党が右へいきすぎたという左からの批判、そしてもっと右へ行くべきだという右からの批判、ぼく自身は後者である。しかもことはそれほど単純ではない。十人いれば十通りの意見があって、共通点を見出すことは難しそうだ。
 ただ唯一一致しているように思えるのは、共産党が批判者とまともに向き合おうとせずに頭から否定してかかる傾向をもっているという認識だろう。
 党内にどの程度批判者がいるのか、その点は今でも全く分からない。党員を名乗って党を批判しているサイトもあるが、ほんとうかどうかわからないからだ。
 内部矛盾を失った組織はいずれ消滅するというのがぼくの認識である。なぜなら内部矛盾のないところに進歩はないし、進歩のないところにあるのは停滞ではなくて消滅だからである。
 ぼくには党は今その危ういところにさしかかっているように見える。
 ただ党がいまなお日本の政治、社会に対して果たしている肯定的役割をぼくは認め、それゆえに批判をもちながらも支持し、地道にボランティア的活動をこなしている党員諸氏への敬意は惜しまない。
 ただ彼らの本音を知るというのはいつも大変難しい。どの程度本気で日本の政治や社会を考えているのか、ときどきわからなくなる。頭脳は中央に任せて、自分は手足の役割さえ果たせばよいと思っているのではなかろうか、と思えることもしばしばある。それは何を言ってみても、打てば響くようにして返ってくるのがこちらが先刻承知の公式見解だけで、こちらの言わんとするところをちゃんと咀嚼して考えてくれているようには思えないからである。
 しかし現実に世の中に対して一定の役割を果たしているのは彼らであり、考えているだけのぼく自身は実は何の役にも立っていない。
 それは認めざるをえないが、そしてもはや死ぬまでに何かの役に立つ時間は残されていないだろうが、それでもぼくのなかに疑問がある限り、この疑問を追及していくことがぼくの死ぬまでの仕事だろうと思っている。
 ぼくの認識を何点かあげる。それはすべてでもなければ、主要なものというわけでもないが、とりあえず思いつくままに書いてみる。

1、民主集中制
 ぼくはこれを否定する。ただし、それは民主集中の理念に対してではない、民主集中制という名で呼ばれる現実の制度に対してである。
 この制度を特徴づけているのは何段階もに積み重なった(いわば階層的)間接選挙である。結論から言えば、これは民主主義的偽装を凝らした封建制度である。いかなる意味でも民主的な制度ではない。ところがその偽装の天才的な巧妙さのゆえに、ほかならぬ当事者自身が自分たちの制度は民主的なのだと信じこんでしまっている。彼らに悪意はないのだ。心から信じているのだ。それゆえこれを改革するということは限りなく困難なこととなる。
 この制度のもとでは異論は絶対に上部に上がっていかない。何段階もの階層的間接選挙を重ねるうちに、すべての異論はきれいに濾過されてしまう。下からの改革は起こりえない。この組織のもとでのありうる改革とは、たまたま上部を占めた改革者が上から行う改革だけである。この制度の運命は指導者の良し悪しに委ねられている。つまりは封建制度なのである。
 民主集中制の国際的経験からそれはとても明瞭だ。過去現在のいわゆる社会主義国の制度はみな同じである。成功した例は一例もない。そしてそれを共産党はどう言っているか。「スターリンが(もしくは毛沢東が)、民主集中制を蹂躙したからああなったのだ。民主集中制をこそ守り抜かねばならない」つまりどういうことか。「この制度はいつでも上に立つ人物次第で簡単に蹂躙され得るもろい制度である」と白状しているのだ。そして自分ではそのことに気付いていない。
 人物に左右されるシステムとは封建制度なのである。民主主義とは人物によっては左右されないことを保証されたシステムでなければならない。

(長くなると誰も読んでくれないので、少しずつ書いていきます)
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