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国民連合政府

 志位和夫が政権構想にまで踏み込んだ。松竹伸幸に言わせると、その内容のほとんどは以前から不破哲三も言っていることで、それ自体は新しくはないそうなのだが(いくつか新しい点もあることはあるらしい)、いまの時点で国民連合政府などといわれると、どうも違和感がある。
 安倍戦争法案を阻止するために、あらゆる意見の違いを乗り越えて共闘する。そこは当然そうあるべきだった。だが、法案は国会を通った。多数決だから、これも当然だろう。そこで次のたたかいは選挙になる。衆参ともに似たような事実上の小選挙区制のもとでは、野党が分立しては勝ち目がない。そこで候補者調整をやろうという。これも理解できる。自民党を無条件で勝たせては、いままでのたたかいの意味がないだろう。共産党の勝ち目のない選挙区では民主党に入れるという選択肢はある。
 だが、ぼくのイメージでは、やるべきことはここまでという感じがする。
 1. そもそも連合政府に民主党は乗ってこないから実現しない。
 2. 民主党政権が自民党と政策が変わらないのを我々は経験した。
 3. この政権に入ってしまえば、政府批判が出来なくなってしまう。
 だから、選挙協力はしても政権には参加するべきではない。
 だが、だとしたら、選挙協力する意味はどこにあるのだろう。それは自民党にお灸をすえる効果である。自民党と民主党の政策が変わらないからといって、自民党はいつでも民主党に政権を明け渡してもよいと思っているわけではない。彼らは激しくヘゲモニーを争っている。共産党を敵にまわすと政権を失いますよと警告する意味は絶対あるはずだ。
 ぼくは共産党に「たしかな野党」であり続けてほしいのだ。少数党であってもできることはたくさんあるし、いままで実際にやってきた。日本の政治に与えてきた影響は決して小さくはないはずである。
 永久に与党になるなとは言わない。しかし与党の一員であるためには、それなりに大きな政策合意が必要だろう。
 安倍戦争法案への賛否がその大きな政策合意だというのだろうが、その合意自体が怪しい。民主党はいま野党だから反対しているが、政権をとれば変わる。だから共産党とは一緒にやりたくない。
 しかし、もちろん志位和夫はそんなことはとっくに知っていて、なおかつ提案しているのだ。
 というふうに考えてくると、これは民主党の本音をあぶりだすための作戦なのだろうか。民主党がそっぽを向けば向くほど、その正体が国民の前に明らかになるということなのだろうか。
 そういう作戦もありえないではない。だが、いまの時点で政権構想にまで踏み込むのは、ぼくはやはりいきすぎだと思う。
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