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鬼藤千春「掌編四題」

「駅」
 すでに合評で述べたので、かいつまんで書く。
1. 子供の書き方はとても良い。
2. 言葉の使い方、テニオハを含めて、もう少し丁寧に。
3. 冒頭の時間的位置がその描写に反映されていない。(耕一はこのとき子供への「殴りつけたい」ほどの怒りを「やっとの思いで」抑えているはず)
4. 若い方から首を切るという会社はないだろう。

「匂い」
 この作品は冒頭から非常に良い文章でひきこまれた。ところが後半、がらりと文章が変わってしまう。後半には何もない。前半の明王院の描写で全編貫いてほしかった。このくらい良い文章が書けるのだから、特に短い作品はやはり磨いてほしい。あらすじを発表しても意味ないと思うのだが。あらすじは生きている以上誰しも山のように持っている。それを文学化できるかどうかだと思うんだけど。

「捜し物」
 これはまさにあらすじだが、題材としては面白いものを多く含んでいる。
 この題材の作品化を望む。作者としてはおそらく最も困難な題材なのだろうが。個人的体験として書くのでなく、どう文学化するかという課題である。それはフィクションであるかないかということではなく、文学たり得ているかどうかということだと思う。

「供物」
 これについては言うべきことはない。
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