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「古本屋通信記事にびっくり」デボーリンの墓守

 デボーリン氏の要望により、以下のコメントを本文に移します。

「古本屋通信記事にびっくり」デボーリンの墓守

 日本での生活が56年になるコラレスさんは取材に対し、新たな安全保障法制の関連法案について
「たくさんの憲法学者や国民が『憲法違反』と声をあげているのに、政権がまったく聞こうとしないという事態は異常だ。 憲法9条は日本だけのものじゃない。世界の、人類の宝だと思う」
 下の古本屋通信記事を読んで非常に驚きました。
 古本屋「何をぬかすか、日本国憲法は日本だけの憲法だ。国境がない憲法があるか。日本の集会に出てきて内政干渉をするな! 叩き出してやろうか」
 あいた口がふさがりません。 彼は入党資格に日本国籍を定めている現在の日本共産党規約を当然視しているのでしょう。そして外国人が政治的発言をすることを「内政干渉」だと思っているのでしょう。
「内政干渉」というのは武力など強制力を用いて他国に介入することで、外国人個人が政治的発言をすることが内政干渉に当たるわけがありませんが。
 古本屋氏は「万国の労働者団結せよ」は内政干渉だと考える民族主義者のようです。
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473:古本屋通信氏の民族主義・スターリン主義的本質について by デボーリンの墓守 on 2015/06/25 at 09:54:01 (コメント編集)

古本屋通信記事がどうしていまだに不破綱領の日本共産党に期待するのか、また坂井希委員長がどうのとか妄想にふけるのか理解できませんでしたが、彼が根本的にスターリン主義と決別していないことが明らかとなりました。

>選りによって自分にいちばん不利な所に噛み付いてきた。日本国憲法は日本だけの憲法ではないとでも言うのか。国境がない憲法があるとでも言うのか。それは1848年の共産党宣言でオワリだ。せいぜい81ヶ国の共同声明までだ。しかしコレは各国共産党共通のマニフェストであっても、党綱領でも各国憲法でもない。

『共産党宣言』(1848年)は「共産主義者同盟」の綱領として書かれたものですが、その後さらに第一インター(国際労働者協会)、第二インター、第三インター(コミンテルン)、第四インターと発展してきたことを知らないのでしょうか?
1960年モスクワ声明(81ヶ国共産党・労働者党国際会議)などは、すっかり堕落したスターリン主義の「国際共産主義運動」でしかなく、真の共産主義運動とは縁もゆかりもありません。

>日本共産党の入党資格問題は戦後10以内に決着がついている。蒸し返すつもりはない。主に在日朝鮮人の党籍だが、双方まったく異存なくケリがついている。外国人を入党させない政党は日本共産党だけであろう。だから支持する。ここら辺は問答無用に願う。

これなんか、まったくわけがわからない主張ですが、「外国人を入党させない政党」は自民党・次世代の党・生活の党と山本太郎となかまたちなどをはじめ多くあるでしょう。民主党・公明党は国籍を問わず入党でき、社民党は「18歳以上で日本国籍を有する者及び18歳以上で、日本に3年以上定住する外国人」となっていますが。
「外国人を入党させない政党は日本共産党だけであろう。だから支持する。」というのは、もう腰が抜けるほど驚くものです。彼は徹底した民族主義者のようです。なるほど、日本共産党を支持し続けるわけだ。

>外国人が日本プロパーの問題、今回は日本の戦争立法という法制に口出しすることは紛れもなく内政干渉である (だから赤旗は在日外国人の集会参加の記事は掲載していない筈である。私が引用したのもブル新の朝日新聞だった。さすがにこの点では赤旗はいい加減ではない。赤旗は安倍政権批判にしばしば外国の声を援用するが、その範囲を細心の注意を払ってご覧ください。石村では赤旗記者は務まらない。坂井希だったから務まった)。ただし日本国籍を取得していれば日本人である。当然いかなる日本問題について発言してもよい。

「内政干渉」の定義が滅茶苦茶です。外交官でも他の政府公職者でもない個人が「内政干渉」などできるわけがありません。それに「内政干渉」などという概念自体がブルジョア国民国家の枠組みを自明の前提としたものではないですか。プロレタリア国際主義者が「内政干渉」などという言葉を口にすること自体が驚天動地です。

>「万国の労働者団結せよ」 は本来的に労働者階級には国境がない、そういう階級だといっている。しかし現実問題として国境があるからこそ、国境を越えて団結せよといっている。それが内政干渉的発言がやりたい放題で構わないのなら、こんな楽な話はない。国際連帯とは各国プロレタリアートの各国革命運動を認めた上での連帯なのだ。

これなど完全にスターリン主義者の一国主義そのものです。マルクス主義者にとっては、本質的に世界的な単一の共産主義運動が存在し、それが「形式のうえでは」各国の運動として現象するのです。だから『共産党宣言』は、「ブルジョアジーにたいするプロレタリアートの闘争は、内容としてはそうでないとしても、形式としてはさしあたり一国的である」と述べているのです。ところがスターリン主義者=古本屋通信氏の理解では、「各国プロレタリアートの各国革命運動」がまずあって、それが「国際連帯」するというのです。これが完全なスターリン主義者の理論であり、「自主独立路線」であることは説明を要しないでしょう。

トロツキーがコミンテルン第6回大会へ向けて一国社会主義論を批判して言っているとおりです。ソ連において一国社会主義が可能であれば、ドイツにおいて、フランスにおいてどうして不可能であろうか。そして一国社会主義が可能であるなら、どうしてコミンテルンという世界党の支部である必要があろうか。このようにしてコミンテルンは民族共産主義によって分解していくだろう…
このトロツキーの予言はまさしく現実のものとなり、ブルジョア国家の国籍を入党要件とするような「共産党」が出現するまでに至ったのです。

>ひとことだけ加える。一国社会主義と世界革命の問題に係わるが、党籍問題、在日の政治発言問題とも、革命(論)の輸出はマズイという事である。突き詰めて行くとそうなる。そういう混乱は戦後世界史に限りなくあった。ソ連のチェコ侵攻、アフガン侵攻などの軍事介入には当然ながらその序章があった。党籍問題、在日の政治発言問題とも無責任な大衆迎合発言は慎むべきだ。この辺は藤野と一緒だね。

このあたり、何が言いたいのかさっぱり不明です。しかし、「革命(論)の輸出はマズイ」というのなら、いったいどうしてコミンテルンという世界党が出来たのでしょうか?

今回は古本屋通信氏の民族主義的地金が確認できて有意義でした。やはり日本共産党から組織的に決別してもイデオロギー的に完全に決別していないものは限界があるのです。

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