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「百日紅」

 引き続き映画評である。福山駅前に一軒だけ残った映画館で「百日紅」を見た。駐車場の心配をしていたら、結局三時間分の無料駐車券をくれた。日曜日なのに映画館はガラガラだったが、街はそれなりに賑わっていた。
「百日紅」を見たいと思ったのは、杉浦日向子を好きだったからだ。
 テレビを滅多に見ることのないぼくだが、NHKの時代コメディがふと気に入って、よく見ていた。のんびりしたドラマの内容もぼく向きだったが、毎回終了後にある杉浦日向子の江戸風俗話が大変興味深かった。まるでタイムマシンで見てきたように活き活きと江戸を語る。あまり詳しいので、てっきり学者なんだと思っていた。
 ある日、いきなり死亡記事を読んだ。しかもまだ40代だ。びっくりし、残念に思った。でも漫画家だったのだというのは、今度アニメ化の話が出て初めて知った。しかも、80年ころに「ガロ」に書いていたのだという。その当時なら「ガロ」は読んでいた。しばらく揃えていたが、いまはすべて失った。
 江戸の知識は、学校で身につけたのではなく、江戸考証家の家に三年間通って学んだのだそうだ。
 これが歴史を学ぶ姿勢だろう。昔高校教師が、文化史をこそ学ぶべきだと口癖のように言っていたが、ぼくは歴史好きにもかかわらず文化史が嫌いで、同志社で英文科を選んだのも、同志社に史学科がなくて文化史専攻だけだったからだ。当時は文化史の大切さが分からなかった。いま後悔している。
 で、結局映画評にはならない。でも、これも、すばらしい「絵」であり、すばらしい人物造形であり、すばらしいストーリーです。ぜひ観てください。
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