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「ふくやま文学」合評会

 年に一度の「ふくやま文学」合評会が終わった。24名参加。例年通り楽しい集まりであった。みなさん、非常に深く読み込んで参加されている。いまさらではないのだが、改めて感じ入った。かなり前に一度読んだきりで読み返すことのできなかったぼくは、(去年しゃべりすぎたことでもあるし)今年はおとなしくしておこうと最初から思っていた。でも、「ボクサー」と「gareria」についてだけは発言するつもりで、まあ、一応そのとおりになった。それにしても、やはり最低限二度は読んでおくべきだろう。細かい部分の指摘が始まると、ついていけない。歯がゆい思いがした。記憶力が極端に低下していて、読んだ内容をすっかり忘れてしまっている。それもそうだろう、最近は自分で書いたものさえ、少し日にちが経つと思いだせないくらいだから。
「苦しんで書いて、時間を割いて遠くから来ているのだから、しっかり読んで発言してくれなければ失礼でしょう」と糟屋さんが一般論として言っていたが、たしかにそうだ。来年への反省である。
 来年もみんな元気で再会できることを祈る。

 ところで、山本沙稚子の「木造のポプラ」について、津軽に本当に「こもひ」があるのかについて議論になった。「こもひ」ではなくて「がんぎ」でしょうという主張がなされた。ぼくも新潟に住んでいたので、「がんぎ」はわかる。だが、それは新潟方面の言葉だろうと思っていたので、津軽ではどうなのか、自信がなかった。結論から言うと、「こもひ」はあるのだ。太宰の「津軽 五 西海岸」に、「木造は、また、コモヒの町である」とある。角川文庫 昭和32年版 146ページ。「五」に入って4ページ目くらいである。なお、この章は太宰の父親について書いてあるようだ。
 ということになると、当日の山本批判も相当に知識不足の思い込みでなされたことになり、山本さんに対しても礼を失していたことになりそうだ。もっとも激論は傍観者のぼくにとっては大歓迎である。思いやりながらの議論など面白くもなんともないのだから。
「津軽」は好きな作品だった。でも読んだのは中学3年の夏休みで、一度も読み返していない。当時は一度読んだらすべて頭に入った。いつまでも印象が残り続けた。でも半世紀以上たって、いまでも印象は残っているが、さすがに内容までは思い出せない。一度読み直してみよう。
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コメント
450:瀬崎さんへ by 石崎 on 2015/04/15 at 00:10:44 (コメント編集)

 それぞれそれなりに裏付けがある。うっかりしたこと言えないですね。

449:コモヒ by 瀬崎峰永 on 2015/04/14 at 21:02:12

確かに書いてありますね。ついでに木造のポプラについても 笑 この箇所から着想を得た詩だったんですね、あれ。よくわかりました。

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