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イラン キューバ

 イランとキューバとが、アメリカとの国交正常化に向かっている。ぼくはこの動きを全面的に歓迎する。
 アメリカの政府や支配層の政策や行動には多くの批判すべき点があるが、このことは国と国とを対立関係に置かねばならないということにはならない。
 そもそもたとえばレーニンにしても、帝国主義諸国との対立を望んでいたわけではなかった。帝国主義諸国の側がこの国の革命を押しつぶそうとして攻め込んだのだ。
 もっとも、ベルリンの壁は東側が作った。ここには一国社会主義の避けがたい弱点があった。つまり、競争のない社会は競争相手がいたのでは実現しないというジレンマだ。
 カストロが革命後まず援助を求めた相手はアメリカ合衆国である。アメリカの側がこれを拒否してキューバを封鎖し、ピッグズ湾に攻め込んだり、あらゆる謀略の限りを尽くした。キューバがアメリカを拒否したわけではない。
 いっとき日本共産党は、ベネズエラのチャベスを持上げたりしていた。ぼくの過去の文献を読んでもらえばわかるが、当時からこういうことには危うさを感じていた。
 いまの世界で、アメリカと正面衝突しても何の利益もない。アメリカ政府や支配層への批判は必要である。だが、相手は3億の人口に支えられた国家なのだ。国家として正しく遇すべき相手である。
 中南米がアメリカの支配から抜け出そうとしていた。それは歓迎すべきことだ。ブラジルは穏健に是々非々で進めていた。チャベスは過激すぎた。
 中国の経済発展が中南米にチャンスを与えていた。原油や大豆を買ってくれる相手として中国が台頭していたからである。
 チャベスは死んだが、むしろ幸いだった。生きていてもその政策はもう持たなかった。高値の原油の上がりを貧困層にばらまくだけの政策は政策と呼べるものではない。
 帝国主義がどうであろうと、いまの世界で一国の経済をまともに経営していこうとすれば、アメリカやヨーロッパを無視してはやっていけない。国家はまず自国民の生活を考える必要がある。あれこれの理念はその先の話である。
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