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左翼

「いま」という時代を視るための角度のひとつに、「社会主義への失望」を置くこともできるだろう。
 イスラム社会でイスラム教が急速に政治的復権を果たしてきたのもそのせいだろうし、先進国で右翼が労働者や若者の支持を広範に集めだしているのも、やはりそのせいだろう。人々の選択肢から社会主義が消え、イスラム教や右翼がその席に座ったのだ。
 ソ連の崩壊はやはり大きかった。それがたとえ偽社会主義であっても、社会主義の広告塔の役割は果たしていた。
 だが、たぶんそのせいだけではない。先進国と後進国とを問わず、各国内での社会主義がすでに賞味期限切れを迎えていた。人々が社会主義に飽き飽きし、すっかりそれを頭から消してしまう時期が来ていた。
 そして……その結果世の中は悪くなっていく一方である。
 人々は社会主義というものがあったのだということをもう一回思い出さねばならない。
 社会主義は何故人々を失望させたのか。
 左翼の最大の欠点とは何だろう。
 それは、味方を探すことをしようとせず、敵を見つけることにばかり熱心なことだ。
 これは左翼の宿痾に思える。
 ソ連の成立からしばらくして、帝国主義がその永年のたたかいの矛を収めて団結したのに対して、社会主義の側は、ソ連と中国の対立を皮切りにほとんど四分五裂、というか、どんどん細分化して、まるで一人一党がごときありさまだ。
 人間の考えは一人一人違って当たり前、どこかに共通点を探っていかねば前へ進めないのだという単純なことを左翼は理解しない。相違点ばかりを探そうとする。そうして殺し合いまでやる。いまや左翼全体が社会の中のごく少数者に過ぎないのに、その小さなコップの中でさえ争いをやめない。
 たぶん左翼はまだ文化レベルが低すぎるのだ。
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