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「渚にて」「天空の蜂」他1件

 いまわが一族はちょっとした「渚にて」ブーム。妻も読みはじめた。ぼくが読んでも知らん顔のくせに、娘や婿や孫が読むとすぐ影響を受ける。
 3.11後、「渚にて」と東野圭吾の「天空の蜂」はブームになるだろうと思っていたが、「天空の蜂」は少し話題になったが、たいしたことはなく、「渚にて」にいたってはぼくの耳目に触れるところではまったく話題にならなかった。
 どちらもいま読むべき作品だ。特に「渚にて」は文学的価値が高い。名作である。
「天空の蜂」のストーリーの細かいところは忘れたが、原発に向きあう姿勢には東野らしさがあった。もっとも、原発が止まれば日本の電力は持たないとほとんどの人が思っていたころの作品なので、実際止まってみると足りている現実に整合しないのだが、それはそれとして、原発推進派、反対派の双方が理不尽ないやがらせを受けるという設定、そして、電気を大量に消費しながら、原発の危険性に無関心な人々、そういう日常生活の矛盾の中から問題を見ていこうとしていた。
 もうひとつ、3.11のときぼくの頭を離れなかった漫画があった。石森章太郎だったと記憶しているのだが、我が家の本棚を探しても出てこない。記憶違いかもしれない。
 その漫画家の誰でも知っているシリーズの4つか5つがオムニバス形式で平行して展開していく。そしてすべての作品がストーリー半ばで、とつぜん中断する。核爆発で人類が全滅したのである。
 ショッキングな展開である。でも、人気漫画家だけに可能な展開だろうね。
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