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イスラム再考

 誤解を与えたかもしれないが、ぼくが「黙っている」と言ったのは、問題が複雑で簡単には書けない、いいかげんに書けば誤解を与えることになるので書かない、という意味だ。にもかかわらず書いてしまって結局誤解された。複雑な背景を誰も書ききれない。書けることはいまの自分の立ち位置だけだ。
「イスラム国」や、その他類似の集団をぼくは決して支持しない。彼らがイスラム教徒を代表しているわけではない。彼らは残虐なことをしている。だが、ナイフで殺せば残虐に見える。では空から爆弾を落として殺せば残虐ではないのか。かれらは残虐だ。ではアメリカは残虐ではないのか。言えるのはここまでであり、これ以上言おうとすれば、人類史を一通りひもとかねばならなくなるだろう。
 そもそも米欧がアフガンにも、イラクにもシリアにも干渉したのは間違いだった。そこがとりあえずの出発点だ。そこからすべてがとんでもないことになった。では、いまどうすればよいのか。米欧がこの地域から撤退すればそれでよいのか。そこには判断しきれないところもある。ポルポトの虐殺をベトナムが軍事力で食い止めたように、もはやそういうことが必要な段階なのかもしれない。でもたぶん、それは事態を一層悪化させるだろう。むしろ、「イスラム国」はやり方がめちゃくちゃなので、ほっておいても自滅するだろうとぼくは見ている。無責任なようだが、米欧が手出ししないことが、結局は解決を早め、犠牲を最小限に抑えることになるのではないか。
 でも、正直言って、ぼくには判断しきれない。まだ事態は動いている。事態を動かしているのは大きな力で、今ぼくらの判断が影響を与えうるわけではない。だから、見ていることしかできない。でも、少なくとも単眼で見ないように、複眼で見ることを心がけようとしている。それがぼく自身にとっては、せめてもなのだ。ほかの人々がほかの考えで発言し、あるいは行動することを否定するつもりはない。
 もう一件。世論が後藤さんに同情的であるか否か。確かにそれはわからない。ぼくは同情的なのだとして書いてしまったが、違うかもしれない。新聞紙上の世論は同情的だが、ネット空間の世論はいつものように嘲笑的だ。ネット世論が多数にならないことを祈る。
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