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密室殺人

 てっきり失くしたと思っていた密室殺人の原稿が出てきた。12年前、わずか20枚である。というのが、真備町が横溝正史を記念したミステリー文学賞を企画していたのに応募したのだが、それが20枚以内だったのだ。予備審査には通ったが、落選した。入選作を読んだら、ミステリーじゃなくてミステリアスな(神秘的な)小説だった。審査側はミステリーを要望していたのだが、見るべきミステリーがなかったということでこの作品を選んだらしい。たしかに、いい雰囲気を出していた。しかし、20枚でミステリーというのがどだい無理なのだ。ミステリアスなムードということなら、ぼくの「幽霊」でもよかったのだ。
 今回出てきたぼくの落選作は、読んでみると、最初何が何だかわからなかった。とても20枚では書けないことを20枚に詰め込んでいるので、あらすじになっているし、それも説明不足だ。これじゃ落選して当然だなと納得した。ところが二回目に読んでみると、よくわかる。密室の謎解きは極めて論理的で、抜けがない。最初読んでわからなかったところをよく読んでみるとちゃんと説明してある。なるほどと思わせる。
 これは使える。謎解きはそっくり使える。しかし心理密室であるから、要するに読者をいかに巧みにだまし、またいかに公正にヒントを与えるかという、文章によるマジックになる。もちろんそこそこの枚数が必要だし、設定も変えるべきだろう。物語全体はまったく新しく作り直さねばならない。人物もそれに合わせて作ることになる。まだうまい構想は浮かばない。少し時間が必要だ。
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