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「平井真」アップ

「平井真」をアップする。1章33枚だけである。2章は無視する。書きかけなので短いが、ブログ用にはたぶん長すぎるので、読者の便を考えて3つに分ける。本文は新しいものほど上にくるので、後ろのほうから先にアップした。カテゴリーは古いものが上にくるようにセットしているので、たぶん3,2,1になっている。本文がある程度古くなったら、入れ替える。
 タイプし損ないがあるかもしれないが、一応原文のままである。ただ「行った」はひらがなにこだわる理由もないので、それに漢字で出てくるのをひらがなに直すのも面倒なので、漢字になっている。
「言った」については、ひらがなを守った。当時の小説ではそれが一般的だったと思うので。
 しかし、わりとあまり考えずにひらがなを使っているようだ。読みにくい箇所もある。(先日書いたように原稿では気にならないのだが)。逆に今ひらがなで書くところを漢字にしているのもある。「何」などそうだ。いまはたいがいひらがなで書く。当時はすべて漢字だったようだ。
 送り仮名については(今回の変換ミスが残っているかもしれないが)、当時の流儀である。例=「変わる」→「変る」。35年前というのは、送り仮名についての文部省見解が変わったころだ。作家は文部省には支配されないが、いちいち逆らう理由もないし、それに慣れてくるとそのほうが自然に思えてくる。
 作品自体は、写し終えてみると、若さの気負いだけで、内容に乏しい代物だ。ただ自分自身でありながら、若さに対する嫉妬を感じて、まぶしかった。記憶にない作品だっただけに新鮮だったのだ。
 気になったのは、女性言葉の語尾の「わ」である。これ、結局翻訳小説の影響なのだと思う。翻訳家たちは話し手が女性であることを示すために、、何の考えもなく「わ」を使う。実際の日本女性が使うわけではない。昔違和感のなかったこんな言葉が、いますごく違和感を感じるものとなる。
 ただし、西日本には、女性言葉ではない語尾の「わ」がある。語尾を上げると実際には使われることのない女性言葉だが、語尾を下げると、西日本では男も女も使う日常語である。「まがね」のなんとかさんが、作中に多用して責められていたが、西日本言葉として使ったのであって、女性言葉としてではなかっただろうと思う。最後の作品では「語尾を下げて」と注釈を入れていたのに理解されず気の毒だった。関東や東北から来た人間は、西日本では男が女性言葉を使うといって笑った。
 しかしいま、関西落語の全国化によって、関西弁は存在権を得たと思う。語尾を下げる「わ」はおかしくない。ただそれを読者にどうわからせるかだ。
 ぼくはカタカナを使う。その上念を入れて小文字にする。ブログでうまくできるかわからないが、「」というふうに。
 ちなみに、「わ」だけだとほとんど使わないが、「わよ」となるとわりあい普通に使われている。

 さて、人生が半分終わった35才の思いを書いた短文である。どの程度表現できているか。また現在の35才にとってはどうなのか。
 携帯電話のない時代の懐かしさは伝わってくるような気がするのだが。

 あともう一点。当て字をけっこう使っている。当て字はワードが拒否するのでそのままでは変換できないが、あえて残した。当て字にも味があるような気がして。
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