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都議会ヤジ問題

 都議会ヤジ問題については、元東大民青さんの理論立った見解を、古本屋さんがコメント欄から本文に移して公開した。自論への批判に対する古本屋さんの常に公正な態度には敬意を表する。
 ぼくはこの元東大民青さんの見解に全面的に賛成だったので、同じことを書いても意味がないから、どこにもなにも書かなかった。
 しかし、現在、週刊誌やネット空間でおかしな言論が飛び交っているようなので、一度だけぼくの考えを書く。考え方は人さまざまであろうし、批判はしてくれてかまわない。だが批判への再反論はするつもりはない。それを始めるときりのないことになって時間を浪費するからである。

 二点ある。
 ひとつは議会は何を議論する場所かということだ。ぼくの考えではそこは法や予算を審議し、行政をチェックする場所である。個人の生き方について討論する場所ではない。
 塩村文夏の発言内容に批判があるなら批判すればよい。だが、それを言ったのが塩村文夏だから気に入らないというのでは、ぼくがかつて自分の書いた批評を、「それを書いたのが下手な小説しか書けない石崎だから気に入らない」と言われたのと同じことだ。あの時批判の嵐に襲われたぼくを、古本屋さんが擁護してくださった。いまも感謝している。
 しかし、ヤジ問題に関して一部週刊誌やネットがやっていることは、かつてのぼくに対する攻撃と一緒である。発言内容を批判せずに、発言者を批判しているのだ。

 ふたつめ。
 傍聴者のヤジなら、ヤジの発言者をどうしても特定せねばならないというものではないだろう。
 だが、議員は議場の主役である。そこでの議員の発言は、それが正規の発言だろうが、ヤジだろうが、議員の責任によってなされるべきものであると考える。
 正当なヤジだったと判断するなら、そう主張すればよい。不当だったと反省するなら、謝ればよい。いずれにせよ、議場の主役である議員が発言しながら名乗り出ずに逃げ隠れするということは、卑怯な行為であり、議員としての資格を失する行為である。

 ぼくの言いたいことはこの二点に尽きる。
 なお、その場ですぐヤジを咎めなかったみんなの党始め全議員の責任が問われているが、もっともなことである。全議員に反省すべき点がある。しかしだからといって発言者が隠れていてもよいということにはならない。繰り返すが言葉を職業としている以上、言葉には責任を持つべきだ。
「言葉狩り」にはぼくも批判を持っているが、それは発言者が発言に責任を持つべきだという問題とは別である。
 言論の自由は言論の主体が自己を明らかにすることによってなされるのが基本で、諸般の事情からの例外はあり得るが、議場における議員の場合にはそれが必須であろう。
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