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慰安婦

 古本屋さんにはいつもお世話になっているが、我々の間にはかなり大きな見解の相違がしばしばある。古本屋さんはそれを認識したうえで、ぼくの発言権を尊重してくださる。何よりもこのことに、大きな感謝をささげたい。
 ブログというのは発言の場としては怖いところで、知識不足を責められるなら正当なことだが、発言権自体を否定されかねない。それを背負う覚悟が要る。

 そのうえで、慰安婦問題への異論を述べたい。
 旧日本軍の慰安婦問題を売春問題一般に解消すべきでない、というのがぼくの意見である。
 当時、東アジア、東南アジアに侵略した日本軍は多発する兵士たちによる強姦事件に手を焼いた。それが軍への反感を一層たかめ、また性病の蔓延をも引き起こすからである。
 そこで各地に、管理された慰安所を設置した。その数200、慰安婦は累計万を数えると言われる。この数字は推計であり、議論の的になっている。人種はさまざまである。
 特に論議されるのが、ここに集められた人々が、自由意思による応募なのか、誘拐、人身売買、詐欺、その他非人道的手法によるものなのか、という点である。
 そしてもうひとつはそこに軍がどの程度関与したのか、ということであろう。
 軍の関与と強制連行の証拠とみられる事例はかなりある。これを全面的に否定することは不可能だと思う。
 ところが、たとえば済州島での強制連行を懺悔したといわれる某氏の発言が証拠によって否定され、本人が創作であったと認めたとされる事件などがあって、また根拠薄弱な数字が独り歩きしていることなど、反対論者はそういう点に読者の関心を集めることで、信頼されうる証拠まで消し去ろうと試みる。
 この点での事実探求と、そのための論議はもちろん活発に行われるべきだ。
 しかし、問題の本質はそこにあるのだろうか。
 侵略そのものがすでに正当化できない行為である。そこで行われた一切の行為ははじめから正当化の論外にある。ここを押さえてかからねば論議は空回りするであろう。
 すべての軍隊がやったことだ。反対論者はその証拠をあげることに躍起となっている。だが、すべての軍隊がやればそれは正当な行為なのか。それは議論のすりかえだろう。
 日本が敗戦国だから日本だけが責められている。もちろんそういう側面もある。だが、それはなんと貧しい発想だろう。
 何故先んじて反省しようとしないのか。日本は他国に先んじるチャンスを与えられているのだ。
 ここで非を認め、謝罪し、補償すれば、日本は国際的権威を克ちえ、類似の行為いっさいを非難する資格を持つことができる。
 いま、日本が進もうとしている道は逆である。軍隊とは非道なことをする存在だ、それを肯定せねば戦争などできない、という方向に我々を引きずり込もうとしている。

 NHK問題について一言。いっさいのジャーナリズムは支配者階級と政府の宣伝塔であり、これを覆すには革命しかないのだ、ただ隠されているか、あからさまになるかの違いであり、今回のNHK会長発言はそれを明らかにした点で意義がある、という主張は、武装放棄のように聞こえる。
 ジャーナリズムを信じるなという警告は正しい。しかし、我々は来るか来ないか分からない革命の成就まで待てない。いまをよりよくしたいのだ。ジャーナリズムにもより公正であってほしいのだ。国民は、革命を待たずとも影響力を行使することはできる。

 注 この最後の部分には、古本屋さんの文章への誤読があったので、続くメッセージを参照してほしい。
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