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剰余価値についての訂正

「サービス、剰余価値」(1月16日に書いた最初の文)に誤りがあったので訂正します。
 自営業者の利益を剰余価値としたのは誤りでした。自営業者は自分の作ったものを交換しますが、それは同じ価値のものと交換するのです。もちろん、彼の生産性が同業者より高い場合は、社会的平均価値で売ることによって、彼個人の価値より高く売れます。その他いろいろなケースがある(価格を実際に決めるのはあくまでも市場だから)。しかしそのようなケースはここでは除外して考えねばならない。同じ価値のものの交換だから、価値は増えていない。ただ彼が生活を節約することによって資産を形成することは出来ますが、価値の増大はなかったのだから、剰余価値とは呼べない。それを剰余価値と呼んだのでは、何でもかんでも剰余価値となってしまって、剰余価値とは何なのかということが分からなくなってしまいます。剰余価値とはあくまでも、正常な取引における価値の増大なのです。剰余価値でなくても資本を形成できますが、ここで問題になっているのは、資本主義生産体制において資本を形成する最も根本的なものであるところの剰余価値の秘密を明らかにすることなのです。
 資本家は労働者の生産したものを、消費者との間で、同じ価値の金銭と交換します。これはその製品を生産するのに要した社会的平均労働時間によってあらわされる交換価値によって決まってくる価格です。一方、労働者との間では、その労働の支出を、やはり同じ価値の金銭と交換します。それはその労働力を再生産するのに必要な額、すなわち社会的平均生活費です。二つの正常公正な取引が終了した時点で、資本家のもとには、商品価格と賃金との間にある差額が残ります。
 これは今さら書くまでもない既知の事実ですが、ここで正常な取引二つの結果、いままでなかった価値が生じていることが重要なので、ここに特別な名前を与えねばならない。それが剰余価値なのでしょう。
 したがってただたくさん働いて富が増えたなどといったケースは除外されるのです。
 たくさん働けばモノは増えます。しかしモノの価値は増えない。モノの価値はあくまでもその労働時間だから、同一時間にたくさん作れば、価値は減るし、長時間働いても同一時間に作る量が一緒なら価値は同じです。唯一価値を増やせるのが剰余価値というわけです。
 したがってサービス労働の場合がどうなるのか再検討せねばなりませんが、きょうはここまでとしておきます。
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