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批評の基準

 30年前、霜多正次の連載作品を津田孝が批判して、「批評の基準」論争というのがあった。つまらない論争だったが、一生懸命やりあっているので、ぼくも津田批判を書いた。書いたきり仕舞い込んでいたが、2、3年前書類の山の中から見つけた。ところが今回探したが、見つからない。何しろ20才でそれまで書いたものをすべて燃やした後の40数年の書類の山が未整理になっているので、手が付けられない。前回見つけた時に捨てたかもしれない。
 内容は、結論から言えば、「批評の基準」というものは存在しないということだ。そんな基準を持って小説を読む人はろくな批評家ではない。批評家は批評家である前にまず一読者として素直に作品と向かい合わねばならない。批評家が無抵抗に納得してしまう作品はろくな作品じゃないかもしれない。すぐれた作品は批評家に影響を与え、批評家の感性や価値観を変えてしまうだろう。「基準」にすがりついている人にはこういう現象は起きない。
 そういう内容のことを書いたのだが、なにぶんその対象たる霜多作品をぼくが気に入ってなかったので、そこらで関心を失ってしまった。
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