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東 喜啓「米寿の帰島」(「民主文学」21年2月号)

 小説としては全体に未熟さを否めないが、問題提起に耳を傾けるべきものがある。
 奄美の島民の薩摩藩への武装抵抗も、ベトナム人のフランス、アメリカとの戦いも、そのときにはやむを得ざる戦いだったとしても、現時点で無条件に賞賛すべきものとばかりは言いかねるのではないか、という提起である。
 作品のなかでは、それぞれ別の人間から別の機会に言われた言葉として、「私」のそれまでの常識に対して、ガツンと一発食わせるような形で発せられ、「私」は考え込む。これは貴重な思考提案だと思う。なにごとにしろ、これはこうだと決めつけることはできない。さまざまな角度から、複雑な側面を解きほぐしていく必要がある。
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