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中国問題など

 今朝の朝日によれば、日本共産党の綱領改定はいまからのことだが、中国に対する批判は2017年からやっていたのだそうだ。
 それは知らなかったが、ぼくの党綱領批判はそれよりずっと以前からの話である。
 ぼくが退職したのは2009年で、県の党書記長との定期的対話があったのは、まだ働いていたころからだから、10年以上前の話だ。
 不破哲三がその著書で、ソ連についてはわれわれには情報がなかった、ソ連崩壊後情報がどっと出てきて初めて実態が分かった、という間の抜けたことを書いていたので、「中国についてもいまのうちにちゃんと書いておかないと、10年経ったら、中国についてわれわれには情報がなかったと書かねばならなくなりますよ」と言ったら、その県書記長は「そのときはそうすればいい」と答えた。
 ぼくはあっけにとられたが、いま思うと、やむを得ないのかもしれない。党の地方役員は仕事をいっぱい抱えていて、そういう方面ではその道のプロであり、その人にしかできない仕事をやっている、そのうえさらに、当面地方では必要性の乏しい理論問題にまで頭を突っ込む余裕はない、そんなことは中央でちゃんとやってくれということなのだろう。
 実際彼が言ったのは、中央は批判を受け付けているから、そういう書類は中央に送ってくれということだった。ぼくは、「国民の意見を中央に届けるのが地方機関の役目だろう」と言ったのだが、まあ、無理な注文だったかもしれない。

 中国は社会主義ではないと感じ始めたのは、30年以上前、ひょっとすると40年くらい前だ。30歳前後に地域で読書会をやっていて、その場で「社会主義の中国」という発言が出たとき、「中国って社会主義なの?」と問い返した記憶が鮮明に残っている。「社会主義でなかったら、なんなの?」と逆に問われて即答できなかったという、ちょっと苦い記憶がある。
「社会主義」という言葉はさまざまな意味で使われ、使う人によって意味が異なるから、定義づけ不可能な言葉なのだ。

 それはさておき、今回、志位和夫は、「千島列島は全島返還を求める」と、まだ言っている。そんなことを言っていては何百年経っても問題は解決しない。解決しなくても困らない人の発言だ。解決を真剣に望んでいる人々がいるのに、その人々は誰からも省みられない。
 現実的に考えれば、実効支配を認めることが出発点である。帰属の問題は留保して、まず実効支配を認める。歯舞、色丹を含む千島列島はロシアに、竹島は韓国に、尖閣諸島は日本に、その実効支配権を認める。
 そのうえで、解決すべき問題を権利関係者立会いのうえで話しあう。即ち、漁業権の問題、海底資源の問題、往来の自由の問題、残存財産(不動産など)の問題である。
 実効支配を認めても、歴史的経過から考慮されるべき権利関係は残る。その主張の正当性を認めることと、実効支配を認めることとをリンクさせればよい。
 こういう現実的な、生活に直結する問題、一日も早く解決しなければ日々損なわれていき、取り返しの利かない、緊急性のある問題を解決できれば、帰属の問題などはほとんどイデオロギーの問題、すなわちナショナリズムの問題に過ぎない。
 もっとも国民がバカだから、この問題が一番厄介なのだが、バカな世論に政治が引きずられてはいけない。政治は世論を正しくリードすべきだ。世論を無視せよとは言わないけれど、それも場合によりけりだ。ナショナリズムに引きずられるのは絶対にいけない。
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131:管理人のみ閲覧できます by on 2020/01/25 at 21:33:50

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130:「中国問題など」2019についてのコメント2版 by 高原利生 on 2020/01/25 at 21:28:08 (コメント編集)

 1. 事実、現実という概念は、定義すべきものではなく再発見すべきものである。これに対し2.個々の事物は、目の前の実際の無限の事実、現実から、知覚の抽象化と思考の抽象化で切り取った上で、今、自分が使う意味を明確にし、場合によっては再定義する必要がある。

 ・支配層は「民主主義」国と一党独裁国を比べ自国が良いとする常識を、考え方、他の常識と共に教育、官僚を使って作り、マスメディア、政党が広める。これは成功し多くの人に行き渡っている。
 ・一党独裁国があからさまにやっていることを「民主主義」国では陰湿にやっているだけで、両者に大した差はない。中国は、マスメディア報道と異なり、すでに物作り(特に宇宙、AI)では日本を抜いている。遠からず、全ての「民主主義」国を抜き旧ソ連時代の常識と逆になる。安倍政権は、中国にうまく対応し対米従属一辺倒ではない。
 ・一党独裁国、「民主主義」国共通に、思考、議論の方法がない。従って民主主義もない。常識を変える生き方がないのも同じ。ないものを全世界で作っていく必要がある。「高原氏への若干の疑問へのコメント」125の[54]でそれを作る現状を述べている。

111:「 中国問題など」2019 についてのコメント by 高原利生 on 2020/01/07 at 18:28:31 (コメント編集)

 1.概念としてとらえるべき無限の内容を持つ事実一般、現実一般と、2.それから知覚の抽象化と思考の抽象化で切り取る個々の事物を分けなければ、考えることも述べることも不可能である。

 『「社会主義」という言葉はさまざまな意味で使われ、使う人によって意味が異なるから、定義づけ不可能な言葉なのだ』と石崎さんは「中国問題など」2019で述べる。
 2.個々に扱う事物については、「さまざまな意味で使われ、使う人によって意味が異なるから」(同)今、自分がどういう意味で使うかを明確にし場合によっては「定義」し考え表現する必要がある。

 社会主義国はないが、複数政党制の「民主主義」国と一党独裁国はある。資本主義国もある。
 ついでだが、各国の支配層は「民主主義」国と一党独裁国を比べて自国が良いとする常識を教育、官僚を使って作り、無反省にマスメディア、政党が広める。全ての人が信じさせられているが、大した差はない。一党独裁国があからさまにやっていることを「民主主義」国では陰険にやっている。
 一党独裁国、「民主主義」国共通に、思考、議論の方法、(おそらく直接)民主主義を、共に作っていく必要がある。

106:社会主義をめざす国 by へなちょこ文士 on 2019/12/26 at 07:49:21

中国を社会主義をめざす国としたことに反発して活動を離れた党員もいるし、疑問を持ちながらもまじめに活動してきた党員もいます。
でも多くの党員は疑問を持たなかったようです。その多くの党員が今回の綱領変更に異論を挟まないのだとしたら、どこかの宗教政党と変わらないと思います。

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