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京都旅行(2)

 京都の街は碁盤目状である。X軸とY軸との交点を求めれば位置が分かる仕組みだ。すべての通りに名前がある。通りに名前を付けるという点では、ヨーロッパの都市とよく似ている。異なるのはヨーロッパの都市が放射状であるのに対して、京都は碁盤目でいっそうわかりやすいというところだ。
 京都駅からまっすぐ北に向かうのは烏丸通である。大きな通りだけを言うと、烏丸の西が堀川、大宮、千本、西大路となっている。烏丸に東本願寺、堀川に西本願寺と二条城がある。烏丸通をずっと上がってぶつかったところが北大路で、むかし市電の烏丸車庫があった。ここにいま地下鉄南北線が通り、現在では、南は伏見の竹田、北は岩倉の国際会館まで延びている。
 東西線は、以前行ったときは国鉄二条駅から蹴上までしかなかったが、いま西は太秦まで、東は山科まで行って、なんとそのさき伏見の六地蔵まで南下している。これは路線図を見てびっくりした。だが地下鉄に乗ったのは岩倉に行った一度だけだった。岩倉を語るときが来たら述べる。
 堀川には市電はなかった。大宮と千本とは、四条大宮までは市電が大宮通を走り、そこから北へ行くと大宮通は狭い道になって、市電は千本通のほうへ斜めにずれるのだ。この千本通は娯楽街で、千本中立売には千中ミュージックがあった。なにかというとストリップ劇場である。
 その西は西大路、ここがいちおう京都市街の西の果てということになる。ここから先は嵯峨野になり、嵐電で行くことになる。西京極球場は西大路より西にある。
 烏丸通の東は河原町通。京都商業の中心だ。商店はこの通りに集中しており、烏丸通のほうは銀行や証券会社が多かったような記憶がある。
 東西の通りは京都駅のところが八条。京都駅の南側に九条がある。河原町通りを上がっていくと、五条から四条、三条。この四条から三条が一番の繁華街で、四条通から東へ木屋町を抜けて鴨川を渡れば祇園、八坂神社となる。八坂神社の前が東山通だ。
 河原町の一本西、四条三条間に新京極がある。昔はここが修学旅行のメッカだった。車両の侵入できないアーケード街だ。そのさらに西が寺町通で、昔ここは静かな通りだったが、いまではここのほうが賑やかなようだ。
 と書いてきたのは、西京極と新京極の位置に注目して欲しかったのだ。新京極は京都市街の中心、西京極は市街を外れたところにある。ところが新京極とはもとは東京極なのだ。ここが京都の東の果て、西京極が西の果てである。その中央はどこかというと、千本通なのだ。千本通はいまでは京都の中心からずっと西にずれた場所だが、ここが平安京の中心、朱雀大路だったのである。その朱雀大路の九条に平安京の入口である羅生門があった。
 五条通は先に書いたように市電が走っていなかった。この通りは国道1号線、2号線、9号線の分岐点にあたる。当時から市電がないので車の通りやすい通りだった。ここと堀川通がそうである。
 四条通は祇園八坂神社に通じる最も繁華な通りで市電も走っていた。三条は新京極から繋がるアーケード街である。その北は御池通で、二条に近い。さらに北へ行くと丸太町通になる。これはつまり一条である。(まちがい。丸太町は二条通、今出川が一条である。御所の北が一条、南は二条)。一条(二条)というのは平安京の御所の南側を通る最初の街路である。一条朱雀大路(二条朱雀大路)、すなわち、いまの千本丸太町に、御所の表門があった。千本中立売はそこから少し上がったところで、かつての平安京の御所のど真ん中である。そこに千中ミュージックがあった時期があるのだ、というのはちょっとユーモラスな話だ。
 御所の北側、すなわち裏手に当たるのが、今出川通。いまでも御所は今出川と丸太町の間にある。ただし、千本から大きく東にずれて烏丸と河原町の間にある。千本今出川にあるのが北野神社、昔の御所の裏門のところというべきだろう。朝廷を脅かす菅原道真の霊をここに鎮めたのだ。
 今出川からさらに北へ行くと北大路にぶつかる。北大路大宮には大徳寺。北大路烏丸のかつての市電車庫はいまでは様変わりしていた。これはまた今度。これをずっと東に行って、賀茂川を渡れば下鴨の街があり、洛北高校がある。この通りから東真正面には比叡山がそびえている。
 ちなみに、鴨川は出町から北は賀茂川である。賀茂川と高野川が出町でぶつかって鴨川になる。
 北大路からさらに北には北山通がある。そこはもうすでに京都市街とは言い難い。
 堀川下長者町の話はこのあと。
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