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10月号 続き

「民主文学」10月号で、菊地 大という90歳の人が、鶴岡征雄の本の感想を書いている。このなかで、その本にも収録された2月号の「千切られた日記帳」が、著者周辺で話題になったと書いている。
 記憶にあったので、読み返してみた。恋愛小説だが、好短編だ。60年代半ばのことを書いているが、時代を大仰に書くわけではない。あくまで個人的体験だ。しかしそれがみごとに時代を表現している。
 この作家についてほかになにか書いてないかと自ブログを検索してみた。17年の「雨蛙」について、下手な文章だが、読めば面白いと書いている。今回の「日記帳」は下手ではない。小説的な企みに充ちた、いい作品だ。

 あと、随想だが、たぶん90代の高沢英子が、伊賀上野で迎えた大阪空襲に向かう爆撃機の通過、勤労学徒としてのダイヤモンド工作(潜水艦探知用のタングステン製作に必要なのだそうな)、そして8月15日の「敗戦の姿」を書いている。こういうものを書ける人の最後のときが来ている。こういうものを書いてもらわねばならないのだと思う。戦争を止める力はそういうところにしかないのだから。
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