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まがねとおる

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カズオ・イシグロ

 カズオ・イシグロは妻が読んだので我が家に二冊ある(「遠い山なみの光」「わたしを離さないで」)のだが、ぼくはまだ読めてない。読まなくちゃと思うのだが、読むものが多すぎて順番が来ない。
 映画は(テレビでだが)ふたつ観た。「上海の伯爵夫人」は10年以上前に、「日の名残り」は今回観た。
 執事を主人公に置きながら、第一次大戦から第二次大戦の間のヨーロッパの政治事情・社会事情が手に取るようにわかる。主人の客間に集まる政治家たちが、執事を馬鹿にしてわざと政治・経済的質問を浴びせたりする。執事は「そういうことは私などにはわかりかねます」と謙虚に答える。ほんとうにわからないのか、わかっていても発言しないのが礼儀なのかは不明のままで、要するに主人公はひたすら自分の職業に忠実で、そこから外れることには関わらない。にもかかわらず、ヨーロッパに何が起こっているのかということが観るものに伝わってくる。これも不思議な作品だ。こういう描き方もあるのだ。たいへん参考になる。
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