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「絹子の行方」再論

 肝心なことをひとつ忘れていた。
 絹子が主人公で絹子の三人称視点で書かれているのだが、視点者である絹子の姿が客観性をもって浮かんでくる。絹子が客観的に見える。なぜなのか。それは、絹子が自分で自分を語るのではなく、絹子に接する人たちのセリフのなかで絹子が語られているからだ。一種のポリフォニー効果と言える。日本の自然主義私小説の悪しき伝統たる主人公と作者の一体性がここにはない。主人公が作者から独立している。私小説的いやらしさがない。

 ただ、疑問というか、分からないことがある。介護問題の知識がまったくないので、小説の前提部分、介護保険から切り離されてそれまでの絹子の生活が失われていく部分がよくわからない。ケースワーカーの訪問も打ち切り、電動ベッドのリースも打ち切り、デイサービスも打ち切り、これらを介護保険でやっていたらしく、打ち切られてそれまでの生活が失われる。その過程が十分納得できない。
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38: by 石崎徹 on 2019/06/27 at 22:22:42

 ありがとう。明後日の例会には介護の専門家ばかりくるので、みっちり教えてもらいます。介護のABCをわかっていないので。

36: by on 2019/06/27 at 18:28:41

>>絹子の生活が失われていく部分がよくわからない。

安倍政治での介護保険改悪で「要介護1から要支援2」に変えられたからです。小島(ケアマネージャー?)が判断したのでしょう。
そのへんの大事な3者会談なり、やり取り(会話)が具体的に書かれてないからかもしれませんね~

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