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鷲田清一「人は普通が普通である理由は知らないのに、それに従わぬ人は削除する」

 少し前の朝日「折々のことば」で村田沙耶香「コンビニ人間」にふれて鷲田清一が書いた文章である。
 なるほど、こう言えばよかったのだ、と腑に落ちた。この小説は「まがね」の例会で合評したが、ぼくが変に哲学を引っ張り出して論じたりしたので、あまり伝わらなかった。鷲田氏はそれをきわめて平易な言葉で表現した。ぼくの言いたかったことも結局そういうことだったのだ。
 発達障害の話だとか、もちろんそういう読み方もできるし、そういう書きかたをわざとしているのだが、それだけの読み方に終わったら、作者としては不満だっただろうと思うのだ。
 むしろ主人公の正当性こそが読みとられねばならない。ここには「異物」であることの正当性の主張があり、それを排除するものへの抗議がある。
 小説だから当然誇張する。誇張されたもののなかから何を読みとるか、読者も試されている。

「折々のことば」はいままで年上の人が書いていたが、ついに年下の人になった。この人の専門も聞いてもよくわからない。「身体」がどうだとか、たぶんそこから繋がるのだろうが、ファッションを扱ったりしている。いろんな研究分野があるものだ。
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