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長いお別れ

「樹宴」14号発送のメールが来た。明日には届くだろう。22日が「まがね」の例会で、60号を受けとることになる。読者向けには、それを待って、2冊一緒に発送する。
「樹宴」は木沼氏の送信してくれたPDFによる注文だったから、すでに何度も経験しており心配ない。
「まがね」は初めての編集作業で、しかも途中でWORDの故障、メールの不通、印刷機の沈黙と、立て続けにトラブルが発生したので、少し不安だ。しかも最初から300部、一気に発注している。一部だけ試験発注したかったが、時間的余裕がなかった。

「樹宴」向けには、「スプーン一杯」が連載4回で完結したので、次は「失われた夜」を書き直そうと思っている。かなり思い切ってばっさりやる。ばっさりやって、さて何が残るだろう。8月末で締切を切られた。もうかからねば間に合わない。

 来年の「ふくやま文学」には、「朝」を出そうかと思っている。30年前の古い作品で申し訳ないのだが、いまの世相でどこまで通用するか、見てみたい。

「まがね」には久しぶりに新作を出した。もっとも書いたのは数年前だ。それも第1章だけ、30枚くらい。じつは続きが書けるという自信はない。ぼんやりした考えはあるのだが、具体的な構想はない。書き始めたらイメージが浮かんでくるのではないかと期待しているのだが……

 何か月か前に「かわいい女」(チエホフではない、チャンドラーだ)を再読したが、この数日、「長いお別れ」を再読していた。前書は30年前、後書は20年前に読んだが、どちらもスト―リーを憶えてなかった。「かわいい女」はだから気になっていたのだが、「長いお別れ」を再読したのには別の理由がある。
「クレーン」が天皇制を特集していたので気になって注文し、届いたので、ぼつぼつ読み始めている。そこに、「ふくやま文学」の中山茅集子が、天皇制とは関係なく、「酒の話」を書いていた。
 40代半ばで夫中山一郎が病気になって絵が描けなくなり、たちまち生活も不安だし、精神的に苦しい時代だった。いまから45年前の話だ(たぶん)。そのときに読んだのが、ヘミングウェイの「海流のなかの島々」とチャンドラーの「長いお別れ」で、この2作品に彼女は救われたのだという。
 そこに酒が出てくるのだが、前書ではダイキリであり、後書ではギムレットだそうだ。ぼくはどちらも飲んだことがないので、それはよいとして。――ヘミングウェイは若い時に文庫で出ていたものは全部読んだ。ところが「海流のなかの島々」は出たのが遅かった。ヘミングウェイを一通り読み終わって何年かしたあとで本屋で目にし、毎回、迷った挙句、この次買おうとして、とうとう買いも読みもしないままできた本だ。
 それでも、ヘミングウェイに救われるというなら、話はわかる。ぼく自身そうだったからだ。しかし、チャンドラーは、たしかに魅力的な作家だが、それに救われたとはどう救われたのだろうと気になった。
 しかも中山さんは、村上春樹の新訳まで読んでいる。そして、清水俊二の旧訳の方が、フィリップ・マーロウが魅力的だったと書いている。そこで気になった。とは言え今回村上春樹までは読めず、読んだのは清水俊二だけだ。
 読んで、ほかの小説と内容を混同していたと気づいた。

 続きは今度書く。今日はもう眠らねば。明日も忙しい。

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