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地方政治と国政

 ついこないだの記事だが、記憶力が減退しているのでうろ覚えで書くが、30歳くらいの若い政治学者が、朝日の論壇賞だとかを取った。その研究は、日本で野党がなかなか国会の議席をとれない原因を、地方政治に求めた。地方議会で議席を取れないことが、大きく影響しているとして、具体的な統計をいくつもあげて論じているというものだそうだ。
 選考委員たちは、その学者らしい地道な統計処理を評価するとともに、地方政治に着目した点の目新しさを買っている。
 学者仕事は学者に任せるとして、政治学のプロたちにとって地方政治は盲点になっていたのか、という感じを受けた。
 というのは、我々地方に住む者にとっては、そんなことはとっくに常識だったからだ。
 自治体議員の役割とは地元の困りごと処理、地元の要望を行政に届け解決することである。どぶ板選挙だとか、利益誘導だとか言われるが、そもそもこれは政治の正当な仕事であるはずだ。議員とは行政と有権者との仲立ちをする役回りである。
 共産党の議員だって、日常的にやっていることは保守党の議員とほとんど変わらない。そういう役割を果たす機関が必要だから存在している。
 問題なのは、地元の要望を届けるためには地元の代表を出さねばならない、ところが地元に共産党支持者は少ないから、必然的に共産党員は地元代表になりえない、ということなのだ。
 結果として保守党が地方議会を握る。そしてこれが国政選挙の手足となる。これが非常に頑強な日本の政治体制なのである。
 もちろん政党の理念・政策や、活動スタイルや、構成員の姿が有権者の共感をよぶかどうかは大事な点だが、地方の政治力学はそれだけではないのである。
 この学者は大阪維新や東京ファースト名古屋のなんとか、といった都市部で出てきた現象をも視野に入れて全体として地方政治を分析しているらしい。素人目には、いまごろか? という感じもするが、必要で正当な仕事だろう。
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