「樹宴」12号感想 諸山 立(「まがね」同人)
批評 - 2017年12月01日 (金)
「まがね」の先輩同人から「樹宴」に対し、病を押しての感想(お葉書)をいただきました。以下に公開します。
「樹宴」12号感想 諸山 立(「まがね」同人)
大丘作品は、私どもの知らない医療関係者の人間関係などを明かしたものでした。
木沼作品は、やはり全体を読んでいないため、理解できないところ多く(人名も数々)、これで終わるのかという感じを受けました(筆力と才の豊かなことは、私らの反省点と考えます)。
守屋作品は、母の死への疑問を追い続けるものですが、それなりに一貫していて楽しめました。ただ、これもギリギリ最後の二、三頁で死因が明らかになり、すぐ終わったという不満が残りました。
「樹宴」12号感想 諸山 立(「まがね」同人)
大丘作品は、私どもの知らない医療関係者の人間関係などを明かしたものでした。
木沼作品は、やはり全体を読んでいないため、理解できないところ多く(人名も数々)、これで終わるのかという感じを受けました(筆力と才の豊かなことは、私らの反省点と考えます)。
守屋作品は、母の死への疑問を追い続けるものですが、それなりに一貫していて楽しめました。ただ、これもギリギリ最後の二、三頁で死因が明らかになり、すぐ終わったという不満が残りました。
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