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憲法9条(第3回) 日米安保条約

3、日米安保条約

 さて、いま仮に日本が安保条約を破棄し、米軍を撤退させ、それに代わる軍事力も持たなかったとしてみよう。このとき中国は日本に侵略してくるだろうか。
 いったい何のために侵略するのか。日本を侵略してどういう利益があるのか。中国はまだ後進国で、その政体も不透明だが、ある程度はすでに成熟している。という意味はつまり利益にならないことはしないということである。
 アメリカだって戦後日本を軍事占領したが、やがて施政権を返還した。初期においては日本を軍事的に押さえつけるのが主たる目的だった。独立を与えてからもその要素はかなり後まで残ったが、次第に減じていき、むしろ基地としての利用に純化していった。いまアメリカは軍事力で日本に何かを強制するということは出来ない。できないし、それはアメリカの利益にならない。成熟国家が自らの利益を無視して行動することはない。
 もちろんアメリカは自らの(というよりもアメリカの富裕層の、だがまた政権を維持するためには一部有権者のも、であるのだが)利益のために様々なことを日本に押しつけてきている。しかし、いまそれは日本に対しては、軍事力で押しつけているわけではない。彼らと利害の共通する日本の勢力が外圧を利用して自らの利益をはかったり、さまざまな損得勘定の末に日本の支配層が受け入れているのだ。もちろん、日本ではCIAが暗躍しており、枢要人物の弱みを握ったり、学者たちに金をばらまいたり、いろんな汚い手を使って日本の政策をアメリカに都合のよいようにさせようとはしている。
 しかしこれはむしろ日本の内政の問題であろう。日本という資源を持たないわりに教育レベルの高い小うるさい国民のいる国を軍事力で支配するなどできないし、またその利益もない。いまの中国指導部はそのくらいはわかっているし、たとえいまの政体がひっくり返っても、利益を無視して行動するような極端な政権が成立する可能性は、もはやあの社会にはない。
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