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瀬崎さんへ 2

 下の文章を書き終わったところであなたのコメントに接しました。
 どうやらぼくはあなたを怒らせたようですね。
 ぼくが最初にブログに書いたのは、「自分たちは果たして考えの異なる人と実のある対話をできるような言葉を持っているのか」という反省でした。
 あなたの指し示す結論は日常的に接する内容ですが、しかしそこにいたる思考経路にはそれぞれその人独自のものがあること、それもまたこの田舎でさまざまな人と接するなかで感じていたことですが、今回もあなたの論理の独自性は感じとったつもりです。
 正直に申し上げて、あなたの展開されたさまざまな論点に対して、要約して反論できるだけのものをぼくは持っていません。とりかかり始めたら膨大なものになってしまいます。もちろんそんなことでは人を説得できないので、それがぼくの反省点なのです。
 ぼくが何か書くといつも人を怒らせてしまうようで、「おまえはトラブルメーカーだ」と言われます。ちゃんと言葉で説明できないなら最初から書くなと言われればその通りかもしれない。その点はお詫びしたい。でももう書いてしまったし、簡単には説明できないのも事実だし、まあ、徐々にやっていこうじゃないですか。問題はとても複雑ですよ。

 以下はあなたのコメントを読む前に書いた文章です。あなたの指摘に答え得ていませんが、まずは問題提起です。

 被害の程度や性質、その受けとめ方はさまざまだとしても、あの愚かな戦争から影響を受けなかった家族は存在しない。
 戦争はいやだという点では大方の意見は一致しているのである。意見の違いは、どうすれば戦争を避けられるかについてなのだ。
 防衛力を重視する意見と、それはかえって戦争を招く、話し合いの努力をすべきだという意見とがある。
 いま中国、北朝鮮があまりにもおかしいし、ロシアもやはりおかしいので、話し合い主義者は形勢が悪い。世論は防衛重視に傾いている。
 防衛論にもいろいろある。
 瀬崎さんは日米安保条約を重視している。しかしそれは、アメリカに幻想を抱いているからではない。アメリカを支配している軍産複合体が第二次大戦後世界中で何をやってきたかということを十分理解したうえで、現実的選択をしようとしているのだ。
 アフガニスタンとイラクに対して一方的に戦争を始め、世界を大混乱に巻き込んでしまったのがアメリカだとしても、東アジアではアメリカの軍事力が役に立つという功利的判断なのだ。
 中国、北朝鮮からの軍事的脅迫に対して、日本一国では防衛できないから、アメリカの力を借りよう、それが現実的選択だ、という判断なのだ。
 この問題一つとってもじつに多方面から論じる必要のあるテーマで、ブログにちょろちょろと書いて済ませることのできる問題ではない。
 それ以前に歴史問題がある。日本人が過去の侵略をほんとうには反省していないので、同盟国であるはずの韓国とさえ、友好関係を結べないでいる。そういう状態では東アジアの平和について語ることはできない。
 そういう基本に立ち返って考えていかねばならないだろう。
 百歩譲って日米安保の必要性を認めるとしたら、その国内的国際的正当性についても考えるべきだ。
 基地を沖縄に押し付けて平気でいる。基地が必要だというのなら、全国が公平に負担すべきだ。
 米軍は日本の上空をずいぶん自由に使っている。また罪を犯しても基地に逃げ込む。同じ敗戦国でも、ドイツは駐留米軍を厳しく規制している。いかなる意味でも治外法権を許したりしない。
 日本の現状は国際的には異常なのである。
 尖閣諸島ひとつとっても本を何冊書いても足りないだけの論点がある。
 北朝鮮問題では、さしずめ小泉訪朝後の経過を検証し直すことが必要だ。
 テロ問題ではそれこそアメリカが中東でやってきたことを検証せねばならない。
 テロ等準備罪の理解のためには、2002年のスピルバーグ監督、トム・クルーズ主演の「マイノリティ・リポート」が役立つだろう。
 集団的自衛権の理解のためには、松竹伸幸「集団的自衛権の深層」(平凡社新書)が役立つ。
 経済や福祉の問題に立ち入るならば、行き過ぎた規制緩和と行き過ぎた自由競争とが資本主義を化け物のようにひずませてしまって、誰も解決策を見いだせずにいる現状を見ねばならない。これもテロの温床なのだ。
「Chikirinの日記」という人気ブログは、規制緩和と自由競争の必要性を力説し、それが不十分なためにアメリカに負けていると書いている。だが、そのアメリカが陥っている貧困に目がいっていない。
 自由競争は大切だ。だが現在はその弊害が人々を苦しめている。

 以上は参考までにである。一言で結論を示しえないということはぼくの反省点である。前提をもとにものを考えてきたというわけでもないつもりだが、考えの異なる人との対話が少なすぎた。

 ここまで書いたところであなたのコメントに接しました。参考にもならない内容ですが、ぼく自身のための論点整理だと受け取ってください。

 いまアップしようとしたら、またあなたのコメントが来ていました。この文章はよけいあなたを怒らせるだけかもしれませんね。だってここには何も内容を書いてないのですから。

 列挙したさまざまなテーマについて、このブログの中で過去にそれぞれ書いています。それぞれがそれなりに長い文章です。それを要約することは難しいというのがぼくの現状です。どうかお分かりください。
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コメント
709:同盟国 by 石崎徹 on 2017/08/26 at 17:37:51 (コメント編集)

 同盟国は筆が滑ったようです。軍事同盟を結んでいるわけではありません。

708: by 瀬崎峰永 on 2017/08/26 at 12:59:48

いつから韓国が日本の同盟国になったのでしょう。
もう、しっかりして下さい。

結局、「支持できない」と表明した理由は教えてもらえないのですね。
ではもういいです。
忘れます。

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