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まがねとおる

Author:まがねとおる
無名人
新潟の同姓同名はまったくの他人
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2020年09月のエントリー一覧

  • 元気です

     たいへん忙しくて、記事を更新できずにいます。元気です。...

  • 映画

    「自転車泥棒」も名作だというコメントをいただいた。じつはそれも観ていません。60数年前にどちらも観たと妻が申しております。 結局ぼくは映画に関してはほんとうに何も観ていない。 ぼくら兄弟が子供の頃、両親は土曜の夜ごとにぼくらに留守番させて、二人で洋画を観に行っていた。両親の会話に、洋画の題名や、女優の名前がときどき出てきた。 でもぼくらは一度も連れて行ってもらえなかった。まあ、3歳ずつ齢の違う子を3...

  • 「鉄道員」

     恥ずかしながら、初めて観た。名作だという評判はむかしから耳にしていたが、観る機会がなかった。予期した以上の名作だった。 1956年の製作。鉄道員の家族を描きながら、あらゆる問題が詰まっている。子どもの視点で描いたのがうまい。深刻な問題をたくさん取り込みながら明るい作品に仕上がっている。 第二次大戦の荒廃から立ち上がろうとするイタリアを、一場のオペラのように描き上げた。 その映像美とあいまって、なるほ...

  • 剰余価値

     マルクスをあまり読んでないので、彼がどこで何を言ったか知らない。おそらく、あちらではこう言い、こちらではこう言うという矛盾した発言はあっただろうと思う。だからたぶん、マルクスをたくさん読んでいる人ほど、かえって理解を紛糾させてしまい、基本的なところを見損なうことがあるのじゃないか。 しかし基本的に彼が解明しようとしていたのは資本の構造であるから、よそでなにを言っていようと、それは無視して、例えば...

  • 「民主文学」20年10月号

    木曽ひかる「末摘花」 自分の経験からはみ出すことを書くというのは、実際に書いてみると難しいものだ。おそらくこの作者はこういう経験を持つほどの年齢ではないと思う。それにしてはよく書けている。 ただし、そう感じたのは最後まで読み通したからで、最初のほうで、一度ならず投げ出したくなったのだ。<私が名古屋の大きな食堂で働いていた時に、幸太郎さんがお客さんでよく来ていたの><お義母さんは早くにお父さんを亡くし...

  • 和田逸夫「ウィングウィング」(「民主文学」20年10月号)

     新連載の1回目。面白い。期待させる内容だ。ただし、連載小説というのは、初めは面白くても、だんだん力尽きてくる傾向があるから、油断できない。とりあえず、1回目は成功だ。「ぼく」による一人称。18歳で登場し、じきに6年戻って、12歳になる。どこがよいかというと、この「ぼく」がありきたりじゃない。反抗的なのだが、単に反抗的なのではなくて個性が見える。そこが読ませるし、期待させる。 この作者をネットで検索す...

  • 「首里の馬」続き

     二言追加する。 この作品をなんとなく読まされてしまう理由。 未名子に好感を持てるからだろう。それでいて、ほとんど全体像のわからない人物である。だから、わかろうとして続きを読む。でも、どこまで読んでもわからない。 だが、考えてみると、人間というのはそういうものだ。かくかくしかじかとわかってしまう人間なんか、現実社会にはいない。だからわからないということが実在感になる。わかってしまう登場人物はどうも...

  • 高山羽根子「首里の馬」

     従来、芥川賞は百枚くらいの作品だったような気がするのだが(勘違いかな?)、この作品は単純計算でも240枚、長いが、読みやすいし、読ませる。退屈させない。次々といろんな話が出てきて、しかも、基本的に未名子の日々の生活に寄り添って、そこからあまり離れないので、興味が持続するのだろう。沖縄、資料館、館主の順さん、クイズを提供する仕事、台風、馬といった小道具が、バラバラのようであってどこかつながっている感...

  • 遠野 遥「破局」について追加の感想

     とてもうまいが何かが物足りないと思って、そういう評を書いたが、書いた後でだんだん作品世界が頭のなかで広がってきて、これはちょっともう少し違う評を書かねばならんぞと思いつつ、そういう評はどうせ選者がすでに書いているだろうし、それと同じことを書いても仕方がないと思ったので、とりあえずお預けにした。 受賞作がもうひとつあるので、選評を読むのはそのあとということにして、「首里の馬」にかかった。これがまた...

  • 遠野遥「破局」

    1936年「晩年」            太宰治  27歳1959年「われらの時代」        大江健三郎 24歳1969年「赤ずきんちゃん 気をつけて」 庄司薫  32歳1976年「限りなく透明に近いブルー」  村上龍  24歳1987年「ノルウエイの森」       村上春樹 38歳2020年「破局」            遠野遥  29歳 芥川賞を獲ったものも獲らなかったものもあるが、ぼくの記憶に残る青春文学を挙げてみ...

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