FC2ブログ

プロフィール

まがねとおる

Author:まがねとおる
無名人
新潟の同姓同名はまったくの他人
以上

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

FC2カウンター

カテゴリ

リンク

RSS

2019年06月のエントリー一覧

  • 「まがね」編集

    「まがね」61号の編集を終了した。執筆者7名は少し寂しい。でも悲観はしていない。過渡期なのだと思う。掲載料の大幅値下げには成功したし、執筆陣も徐々にキャリヤを積んでいる。内容が充実していけば、そして本を広くばらまければ、そのうち必ず人は寄って来ると思う。書いて満足するのではなく、なるべく多くの人に読んでもらう工夫をすること、そして批評を受けること(厳しい批評も受けること)にお互いが慣れていけば、よい...

  • 「コスモス」

     10年くらい前に書いた戯曲「コスモス」を書き直している。「樹宴」に出す原稿がなくて、締め切りが迫ってきたので、焦っている。元の原稿は「樹宴」スタイルで70ページくらいあったから、400字詰めなら200枚くらい。 二つの芝居が同時進行するややこしい芝居だった。今回、片方をバッサリ切る。難解な部分を捨てて、分かりやすくする。そのかわり、説明で終わらせていた部分を演じさせることにするので、そのぶんは長くなるが、...

  • 「絹子の行方」再論

     肝心なことをひとつ忘れていた。 絹子が主人公で絹子の三人称視点で書かれているのだが、視点者である絹子の姿が客観性をもって浮かんでくる。絹子が客観的に見える。なぜなのか。それは、絹子が自分で自分を語るのではなく、絹子に接する人たちのセリフのなかで絹子が語られているからだ。一種のポリフォニー効果と言える。日本の自然主義私小説の悪しき伝統たる主人公と作者の一体性がここにはない。主人公が作者から独立して...

  • ぼくのパソコンからすべての写真が永久に消えてなくなった経過

    第1段階 新たに写した写真をパソコンに取り込もうとしてカメラから取り外したチップを入れたが反応しない。そこでネットで質問した。すると、写真を取り込むソフトをいったん削除して再インストールすれば直ると書いてあった。やってみた。すると削除したソフトがインストールできなくなった。パソコンを調べても、最新のソフトが入っていますと出てくる。ネットでソフトを検索すると、このソフトはいったん消したら二度と入れる...

  • 「民主文学」19年7月号

     来てすぐに、小説三作は読んだのだが、感想を書く暇がなかった。すでに一月経って記憶があいまいになった。読み直す時間もとれないので、一言ずつ書く。 最上 裕「オルモックの石」 戦死した伯父についての情報を求めて、あらゆる役所を訪ね歩き、ついには防衛庁にまで行って記録を探す。その行動力と執念に感心した。レイテで死んだらしいとわかって、「レイテ戦記」を読む。これが文庫本で三巻もあるとは知らなかった。ぼくは...

  • 妹尾倫良「詩集 デイサービスの日」

    「デイサービスに通う日々を描いた退屈な詩」と思った読者は、ばっさりと裏切られる。「デイサービス」に集うお年寄りたちの一人一人異なるその生の過去と現在とが、巷の喧騒にも似た雄大なシンフォニーとなって響きわたる。猥雑さのなかに静謐な祈りがあり、愛があり、ときには糾弾があり、そして全編にユーモアが巧まずして立ち上がってくる。まさに人生賛歌である。 ドストエフスキーの「死者たちの家」を髣髴とさせる、ミケラ...

  • 倉庫の片付け 2

     空間認識や数字の把握が苦手なので、倉庫の広さをかなり誤認識していたようだ。実際には三角地に沿って三角形に建てられた倉庫で、6畳もない。出入り口まで物があふれていたので、いかにも広大そうに見えただけだった。 分別の終わったものから曜日に従ってゴミに出している。すでに大量に出したが、残っているものの膨大さから言うとわずかしか進んでいない。 一階の一部屋はあいかわらず占拠されたまま。 まあ、ぼちぼちや...

  • 森鴎外「阿部一族」

     10年ほど前に、「世間体」に関する本を2冊読んだ。 1冊は、日本の古い文学から近世の文学までずっとたどって、日本人にとっての世間体の位置を文学を通して象っていこうとする試みであり、この著者の専門がドイツ文学だったかドイツ中世史だったかのが、意外だった。もう1冊は、日本の農村生活をルポして、日本人にとって世間体がいかに重要なものであるかを具体的に見るというところから出発していた。これは終わりまで読め...

  • 倉庫の整理

     10年間放置していた倉庫の整理を始めた。整理と言っても全部捨ててしまえばよいのだが、分別の面倒くささに負けて、10年前放棄してしまったのだ。 燃えるもの、燃えないもの、木材、紙、布、金属、瀬戸物、プラスチック、ガラス、ビンと、最初から分かれているものはいい。いろんな素材が複雑に組み合わさったものをどう分けろというのか。 というわけで、いつかはやらねばと思いながら10年経った。 今回どうしてもやらねばな...

  • 「阿部一族」

     必要があって、「阿部一族」を読んだ。怠け者なので、森鴎外は「舞姫」だけしか読んでいない。以下しばらく雑談。読み飛ばしてください。 読んでいないが、「阿部一族」と「山椒大夫」は持っているという記憶があって、本棚を探した。懐中電灯片手に探すが見当たらない。で、アマゾンで注文した。アマゾン注文はいつもコンビニ払いするのだが、かなり間が空いたので、いざコンビニで操作してみると、うまくいかない。何度やり直し...

  • 堀田善衛

     小説が行き詰まったので、ずっと読めなかった受贈本に取り掛かっている。この間、何冊もいただいたのにまったく読めていない。 気になっていた堀田善衛が、ふたつの本、二人の著者によって、たまたま取り上げられている。まずそれにかかった。 田中伸一「敗戦の姿」(私家本「敗戦の姿」所収2019年500円) 木村陽治「堀田善衛のまなざし(2)」(「零地帯」第3号2019年500円) 田中伸一のほうは、「クレーン」最新号で途中...

  • タイムマシン

     13ページ、1万3000字、原稿用紙にして約30枚書いた。それで完結するはずだった。ところが終わらない。これを中編にして、後編は以下次号とするしかない。 ということで納得できればいいのだが、じつは納得できてない。だらだらととんでもない駄作を書いてしまったという感じがしている。 途中で2000字くらいはバッサリ捨てた。一度はそれでいいと思った。ところが今度は、ほとんどすべてをバッサリやるべきではないかと思い始...

≪前のページ≪   1ページ/1ページ   ≫次のページ≫