FC2ブログ

プロフィール

まがねとおる

Author:まがねとおる
無名人
新潟の同姓同名はまったくの他人
以上

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

FC2カウンター

カテゴリ

リンク

RSS

2019年01月のエントリー一覧

  • 一田和樹「檻の中の少女」について

     この本について3年前に書いた感想に拍手が付いた。そんな古い記事をどういう方が拾ってくださるのだろうといつも不思議だ。 感想の内容も忘れていたし、本の内容はまるっきり思い出せない。これが70歳の記憶力だ。若い頃のことは覚えているのに、最近のことは思い出せない。 ネットを探すと、この作家は福ミスでデビューしたが、いまや何冊も本を出している。かなり売れっ子のようだ。当作品への感想もいっぱい出てきた。 ぼ...

  • 仙洞田一彦「オスプレイ」(「民主文学」19年1月号)

     いま流行りのお仕事小説(現代的プロレタリア文学)かなと期待して読んでいったら、お仕事小説は午前中だけで、あとは昼休みのおやじギャグ小説になった。 少しがっかりしたが、それでも読ませるのは、うまいからだ。 小型トラックが荷を積んだまま乗り込んで昇降できるような巨大なエレベーターのある立体型の複合倉庫だ。複数の会社が倉庫として使っている。出だしからその倉庫の描写なのだが、しつこくなくわかりやすく書い...

  • 能島龍三「この街に生きる」(「民主文学」19年1月号)

    「民主文学」の常連の書き手で、いくつも読んできたはずだが内容を思い出せない。自ブログを検索して3つ見つけた。 13年「生きる」 14年「青の断章」 15年「北からの風に」 その後も発表しているはずだが、ぼくのブログにはない。「民主文学」も読めたり読めなかったりしているし、読んでも書けなかったときもあるので、たまたま飛んだのだろう。「生きる」には多少注文を付けているが、あとの2作はほぼベタ褒めしている。しか...

  • 田本真啓論

    「民主文学」1月号の読者の声に、<田本真啓の「バードウォッチング」は年寄りにはついていけないところがあった、「さくらが鳴いた」はそうではなかった>というのがあって、ふーんと思った。ふーんというのは、読者はさまざまなんだなと、いまさらでもないが再認識したからだ。 ここでも書いたが、「バードウォッチング」はなかなか読みがいのあるおもしろい作品だった。ところが「さくらが鳴いた」のほうは小学生の作文を読ま...

  • 河瀨直美と「まなざし」

     きょうの朝日で、河瀨直美が「まなざしを持たなければ物語にはならない」と言っている。ぼくは日本映画をほとんど観ないので、この人の映画のよしあしはわからないが、この言葉は腑に落ちた。「まなざし」つまりそれが文体だ。大衆的なまなざしで書けば大衆の支持を得る物語は成立する。成立するが、その芸術性はあまり感じられないだろう。一方、独自のまなざしがほんとうに独自であるかどうかは、作品ごとに異論のあるところだ...

≪前のページ≪   1ページ/1ページ   ≫次のページ≫