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2017年06月のエントリー一覧

  • 竹内七奈「或る家族の瓦解」(民主文学17年7月号)

    「或る家族の肖像」というタイトルの作品を最近読んだばかりだと思っていたら、勘違いしていた。「ある作家の肖像」だった。そういうフランス映画がつい最近(2013年)にあって、吉開那津子が同じタイトルで書いたのが記憶に残ったのだ。 でも「ある家族の肖像」も、映画にもあれば、レンブラントの絵画にもある。レンブラントの絵画の英語名はFamily Portrait、直訳すれば「家族の肖像」だが、日本語で「家族の」と書くと自分の...

  • 旭爪あかね「シンパシー」について (15年10月) 再掲

     ある人との手紙のやりとりで、「私小説」に関する私見を書き始めたが、いま複雑な気持ちがあってまとまらない。その複雑な気持ちを書いた文章がここにあるのを思い出したので、再掲して現在の気持ちの表現とする。 ベタな私小説。太宰治や宮本百合子のような……。こういう小説でいつも一番気になるのはなぜ「私」でなく三人称で、しかも作者と違う名前なのか、ということだ。 それはたぶん、まるっきりほんとのことじゃなくて、...

  • 「譲葉の顔」再読

     杉山まさし「譲葉の顔」の作者からコメントをいただいたので、読み直した。二度目に読んでも、いい作品である。最初のうち文章がちょっとぎこちないが、進むにつれて滑らかになってくる。ところどころ引っかかる言葉使いもあるが、全体がよいのでさして気にならない。被爆後の広島に向かい、母から帰らされる場面、その母の表情、あるいは画家が見た敗戦直後の上野の場面、絵を画き上げていくところ、こういう描写に引き込まれた...

  • 「民主文学」17年6月7月号

     遅ればせながら取り急ぎひととおり目を通した。 乙部宗徳による東峰夫インタビューが面白かった。乙部はそれに先立って東の全著作を読んだ上に、沖縄に関して膨大な書物を読み込んでいる。 じつはぼくも「オキナワの少年」は読んだ。芥川賞はほとんど読んだことがなくて、最近になってやっと読み始めたが、70年前後、京都で浪人生たちと同人雑誌をやっていたころに、いくつか読んでいる。「されどわれらが日々」「なんとなくク...

  • 天皇退位問題 主語述語

     昨日の記事を一部修正。前皇后は上后ではなく、上皇后と言うのだそうだ。二人並べて呼ぶときにはどうするんだろうな。上皇皇后だろうか、それとも上皇上皇后だろうか。舌を噛みそうだ。 天皇退位問題に関する政府の説明を読むと、「天皇がもうくたびれちゃったと言い、国民が同情し、それを(それって何? 国民? 天皇?)政府が忖度した」と言っている。つまり誰が発意したとも、何をもとに決めたとも言わないように用心し、...

  • ケヴィン・ベーコンと太上天皇

     1990年にケヴィン・ベーコンの「トレマーズ」が公開された。シリーズの第1作である。 竜のように巨大化したミミズが、土の中を新幹線並みのスピードで移動して人間に襲い掛かり、丸吞みにする。グラボイズと名付けられたその動物は目が見えず、振動を感知して生き物に襲い掛かる。わずかな振動も逃さない。トレマー(tremor)とは小さな揺れを意味する。 地上を移動すればすぐに感知されて襲われるので、岩場から岩場へと、10...

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