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2016年11月のエントリー一覧

  • 馬場雅史「寂しくても 悲しくても ネギ刻む」(民主文学推薦作品優秀作)

     まがね例会での合評内容の要点を「まがねブログ」で公開しているが、個人的見解を追加したい。(「まがねブログ」はまだ更新されていませんでした。勘違いです。 11月30日追記)(文末に携帯小説について追記しました) 国語教師が小説を書くとなぜ作文になってしまうのだろう、下手だなあ、と思いつつ読んで、それでもなぜか惹かれるものがあって、下手だなあと思いつつも感動させられて、最後は泣きながら読んだのである。し...

  • 「アラビアのロレンス」1962年 英 監督 デヴィッド・リーン 主演 ピーター・オトゥール

     BSで観た。インターミッションをはさんで4時間の大作である。おかげで午後の時間が丸々つぶれてしまった。最近映画ばかり見て何もできていない。このへんで映画は一時中断する。 昔テレビで二回くらい見ているが、こんなに長くはなかったと思う。今回は完全版だ。砂漠の場面が延々と続く。砂漠の美しさに息をのむ。砂漠の美を堪能させるための映画でもあろう。 その砂漠をベドウィンの戦士たちを乗せたラクダの隊列が何日もか...

  • TPPとピケティ

     ピケティがTPP批判をしている。TPPは貿易ルールを定めるものだというが、そこには肝心なルールが入っていない。必要なのは、法人税は何パーセント以上でなければならない、とか、炭酸ガスの排出量は何パーセント削減しなければならない、とか、そういうルールである。こういうルールを定めないのは事実上経済の無制限自由競争の奨励である。そのもとでは必然的に法人税はどんどん下がっていき、公共サービスは劣化し、格差が拡大...

  • 『失われた夜のために』を読む(その1) 矢嶋直武

     矢嶋直武氏が拙作へのたいへん丁寧な批評を書いてくださった。感謝してここに公開する。作者にとっては大変ありがたい仕事をしていただいたわけだが、ほとんど人に読まれていない作品への批評だから、公開する意味はあまりないかもしれない。もし興味を持たれて対象作品にも目を通していただけることになれば、この上ないしあわせです。 なおご批評への作者としての感想を書くつもりでいるが、まだ時間が取れずにいる。しばしご...

  • 『失われた夜のために』を読む(その2) 矢嶋直武

     「二」の章の舞台はアパートの「僕」の部屋。「僕」は例の「歴史物語」の構想を練っている。すでにお断りしたように、ここではその「歴史物語」には触れない。「僕」は小説の構想を練りながらふと、圭子のことを想ったりする。 「三」の章に登場するのは「大場」である。彼は「僕」が今働いている工場の同僚である。彼は《百姓仕事で、中学だってろくすっぽ行けなかった。人から何年も遅れて、人が寝静まってから勉強して、やっ...

  • 『失われた夜のために』を読む(その3) 矢嶋直武

     「十」の章はいよいよ最終の章となる。 圭子と別れアパートの自室に戻った「僕」は、《部屋の灯りを消し、窓辺に立って遠い灯りを見続け》ながら、こんなことを考える。《人が人生を間違えるのは何の故なんだろう。何が僕らを間違った軌道に引き込んでしまうのか》 ここにきてはじめて「僕」は自らの《間違い》に気づいたようだ。しかし、その中身はわからない。圭子と再会した直後のことだから、当然、圭子との恋愛における《...

  • SEALDsと奥田愛基

     高橋源一郎「ぼくらの民主主義なんだぜ」 朝日新聞出版 2015年 高橋源一郎×SEALDs「民主主義って何だ?」 河出書房新社 2015年 SEALDs「民主主義ってこれだ」 大月書店 2015年 SEALDs×小熊英二×内田樹「民主主義は止まらない」 河出書房新社 2016年 奥田愛基「変える」 河出書房新社 2016年 白井聡×内田樹「属国民主主義論」 東洋経済 2016年 いままでに読んだSEALDs関連本である。最初と最後の二冊は直接...

  • 「シンゴジラ」から「寒い国から帰ったスパイ」まで

     映画はよくわからない。(ほかのこともだけど)。いままでに見てきた本数が少ないし、監督も俳優も知らない。そのうえ致命的なのは、耳が悪いので、セリフがまともに聴き取れない。洋画は字幕が出るので、まだましなのだ。邦画は字幕が出ないので、いつも肝心のセリフを聴き洩らす。 だからぼくが書くのはほんの個人的な感想である。 最近映画館で観たのは、「シンゴジラ」と「後妻業の女」、それと「ミタライの事件簿」である...

  • 明仁の辞職

     明仁が天皇を辞職すると言い出した。直後にしりあがり寿が「そうか、天皇には基本的人権はなかったのか」と自分の漫画の主人公につぶやかせた。この問題に関するぼくの見解もこれに尽きる。付け足すことはほとんどない。 明仁も一人の人間であり、憲法を持ち出さなくとも人権は当然ある。職業選択の自由があり、いつでも辞める権利がある。憲法第18条「何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いて...

  • トランプ

     世間がトランプ、トランプでかしましいが、それほどのことだろうか。レーガンのときにも似たような反応があった。バックトゥザフューチャーで過去に飛んだマイケル・J・フォックスは「未来から来たというのなら未来の大統領が誰なのか言ってみろ」と言われてレーガンと答えると、「それ見ろ、やっぱり嘘じゃないか」と言われてしまった。それほどありえないことが起こったと思われたのだ。 トランプの発言は確かに保守というよ...

  • 中国地区研究集会

     読めず書けずに日々が飛び去っていく。ぼくの実感では諸行事というか所用に日々が埋め尽くされて、そのせいで何もできないような気がする。でもほんとうはそれも口実で、日々を勤労に過ごしている人々から比べれば、とても贅沢な話だ。24時間が用で埋まってしまうわけではないのだから。 ただこうして退職してみると、日々の、義務でもない行事も、用ともいえない用も、じつはそれこそが実人生で、読み書きというのは結局虚の人...

  • 近況 11月

     齢のせいにはしたくないが、最近、ひとつ仕事を終えるごとに気が抜けて何もする気がしなくなる。広島から帰って1週間になるが、まだそういう状態が続いていて、メールの礼も書き損ねていた。それで幾人か、ご心配をおかけしてしまった。改めてお詫びと感謝を申し上げる。「心が動かないときは体を動かせ」と、誰だったか、まだ若い女性作家と思ったが、新聞で読んだのをなるほどと思っていて、それに倣うことにしている。何もや...

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