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2015年12月のエントリー一覧

  • 福岡伸一先生の今日の言葉

    「生物学には相補性というすてきな言葉がある……各パーツの制限はパーツ相互の連動のためにある。いやパーツといういい方は間違っている。身体に部分はない。全体としてひとつのものだ……不自由さは自由のためにこそある」 福岡伸一の素晴らしいところは、文学の言葉で科学を語ることだ。彼の文章に接していると、文学と科学とが融けあって一体化してくる。 そして、たぶん政治もね。...

  • 「民主文学」16年1月号

     小説だけざっと読んだ。新春短編特集ということで、7作、それに連載の第1回。 偏見かもしれないが、女性作家は生活を描き、男性作家は人生を描くという感じがした。 女性作家は描写が細やかだ。男がそんなことまで書く必要があるとはとうてい考えないような生活の細かな襞を丹念に書き込む。これが生活の実在感を醸し出す。実際にそこに生活があるかのようだ。 短編だから、特に際立ったものがあるわけではないが、しみじみと...

  • デカルト レーニン サルトル

     高原さんが今日のコメント(560)で、25日のコメント(558)を加筆修正されています。相変わらず難解ではあるのですが、興味深い点がいくつかあるので、読まれることをお勧めします。 なお、読んでいる途中で指摘したいと思った点を先回りして言われてしまいました。「レーニンとサルトルは定義を嫌ったが、いまはそれが必要な時だ」という部分です。まさにそこで高原さんが否定されている「レーニンとサルトルの立場」を言うつ...

  • 日韓和解

     日韓和解はアメリカの軍事戦略に沿うものであり、アメリカ政府の最も歓迎するところである。そんなことは常識だ。でもだからといってこれを歓迎しない向きがもし左翼の一部にあるとしたら、彼らは左翼の名に値しない。資本主義国どうしが仲良くするのは気に食わないという社会主義者がいるとしたら、彼らは社会主義者ではない。 いかなる戦争にも反対するのはスパイだそうだが、スパイけっこう、ぼくはいかなる戦争にも反対だ。...

  • 高橋篤子

     今日ついさっき、高橋篤子の「ウッナイ」を紹介した今年6月の記事に拍手がついた。「民主文学」1月号から高橋篤子の連載が始まったので、高橋篤子で検索した人がぼくのブログにたどり着いたのだろうと思う。高橋篤子という有名人が何人もいて、その名で検索をかけるとすべて彼らのところに行ってしまう。検索ページを1,2,3とみていくと、ぼくの紹介記事が出てくる。「民主文学」もずっと読めていなかったが、いまとりあえ...

  • 「マルクス雑感」再掲について

     文章を書く上でインスピレーションが必要なのは文学の文章には限らない、と初めて感じたのは、50年前レーニンの「国家と革命」を読んだときである。読んだときすでにその論考の時代的限界を感じはした。でも、レーニンの時代に置いて見れば、必要でもあれば説得力を持った言葉でもあった。そしてそれは、歴史を経て読んでさえ、強く示唆されるものでもあった。ロシア語を知らないから翻訳で読んだわけだが、論理を展開していくそ...

  • マルクス雑感( 2014年10月01日)

     煙草のない人生を表現できる言葉に、たどり着けないでいる。どう言ってみても実感とは食い違う。このイライラ感。ぼうっとした感じ。つかみどころのない日々。生活のなかの失われてしまったアクセント。いましも爆発の予感。 さまざまに矛盾した気分に引き裂かれている。 昨日、小説にとりかかろうとかなりの時間試してみたが、結局、駄目だった。小説の頭脳にはどうしてもなれない。 で、この機会に読書しようと本を開く。す...

  • 大仏次郎賞および大仏次郎論壇賞

     読めてもいないし、たぶんずっと読めないだろうが、その紹介記事に興味を持たされた。 大仏次郎賞のほうは済州島事件の当事者として、心の闇に苦しみながら日本語で詩を書いてきた金時鐘の回想記。事件を内部から書いたという意味でも関心を呼び起こされるし、またそれとは別に、詩人として、民族の言葉と民族の思考方法の関連について示唆しているらしい部分にも興味を引かれる。 一方、論壇賞は経済学である。72年生まれの井...

  • 高原さんのコメントに

     福岡伸一のこの説はコラムで短く触れただけで、おそらく証明されていない仮説、というか、思いつき程度のものだろうと思われます。 ぼくが面白く思ったのは、その逆転の発想で、欠点こそが長所であるとは常々言われることで目新しくはありませんが、それを動物の発生に持ってきたところに興味を持ちました。ま、自分自身が欠点だらけの人間なので、欠損こそが能力なのだということに励まされたということもあります。 学問の興...

  • ボノボ新説

     ボノボの誕生について新しい見解が出た。 コンゴ川の北にチンパンジーとゴリラがいて、南にボノボがいる。 チンパンジーとボノボがいつ分かれたかについてかなり幅はあるが、DNAの研究でほぼわかっている。コンゴ川のできたときが同時期に重なるので、この川のできたことで北と南で異なる進化をしたと考えてきたのが従来の説である。 今回コンゴ川下流域の砂の調査によって、コンゴ川の発祥がもっとずっと古いことがわかった...

  • 動物はいかにして誕生したか

     福岡伸一が面白いことを書いていた。あらゆる微生物と植物とが自らアミノ酸を合成できるのに、動物だけができない。何故ですかと教師にきいた伸一少年は、「食物から摂ることができるからさ」という答えに納得できなかった。 必要なくなった能力も邪魔にならない間は消滅することはない、というのが少年の考えだった。ここらへんちょっと本当だろうかという疑問も浮かぶが、人間には必要なくなった尾骶骨や盲腸や、男には必要の...

  • 感謝

     6人目の孫誕生です。ハラハラする場面もありましたが、まずは神様に感謝を捧げたい。もちろんご尽力くださったみなさん、それからご心配くださった皆さんにも。ありがとうございました。...

  • 高原さんへ

     コメントありがとうございました。やはり半可通で書くべきではなかったと反省しています。ただ、いまの時点での正直な感想ですので、このまま残します。 とりあえず今とりかかっているいくつかのことを終わらせてしまったら、高原さんの論文のいくつかにでも挑戦してみるつもりです。 仕事がはかどっていないので、しばらくなるべくブログから遠ざかろうと思っております。...

  • TRIZ再録について

     今年4月に書いたTRIZに関する記事を再録する。こんな記事をつい最近書いたことも、すっかり失念していた。50年前のことはまだ多少思い出せるぼくだが、昨日今日のことは完全に記憶から消えてしまう。 これを再録するのは、高原さんと向かい合うぼくのスタート地点を再確認するためである。というか、いま直ちに高原論文に入っていけない口実の提示なのかもしれない。 高原さんから今日来たコメントを読ませていただき、中川徹...

  • TRIZ再録(15年4月16日)

     高原さんの、いまの時点で最新と思われる論考を、大阪学院大名誉教授の中川徹氏が、ご自身のTRIZホームページにアップされた。 その中川氏による紹介文を、高原さんがぼくのブログにコメントとして載せられている。 紹介文だけ読ませてもらい、本文は印刷した。小さめの活字で21枚ある。いつか読ませてもらう。すぐには頭に入りそうにない。 高原さんの論考は常に独特の用語用法がわかりづらいので、まずTRIZについて知らねば...

  • 朝日新聞連載小説

     朝日新聞はいま4編の小説を連載している。毎日必ず載るのが、沢木耕太郎「春に散る」、週に1.2度不定期に飛ぶのが、あさのあつこ「ぼくがきみを殺すまで」、土日を休むのが、夏目漱石「門」、そして土日のみの掲載が、池井戸潤「ガウディ計画」。 この「ガウディ計画」は全面広告になっている。ということは新聞が原稿料を払わずに、スポンサーが払い、新聞はスポンサーから広告料をとっているということだろうか。つまりテレ...

  • ボリス・シリュルニク

    雑文 - コメント(11) - トラックバック(0) - 2015/12/04

    「自分と違うものを見いだす喜びを知ることが大事です」ボリス・シリュルニク〈朝日新聞12月1日〉 この発言から始めたが、まずは関係ない。あとで書く文章と関係してくるはずなので、とりあえず冒頭に掲げた。 このところブログを更新できていない。自ブログだけでなくネット世界全体とご無沙汰である。かといって、小説の執筆がはかどっているわけでもなく、読書が進んでいるわけでもない。雑用も立て込んではいるのだが、それ...

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