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2015年03月のエントリー一覧

  • 三四郎

    「三四郎」の朝日再連載が終わった。何十年ぶりかで読んだ。 最後の土壇場に来て、インフルエンザで熱を出して寝込んでいる三四郎を見舞いに来た与次郎に対して、三四郎がまるで熱に浮かされたようにして美禰子への恋を切々と訴える場面にはほろりときた。「馬鹿だなあ、あんな女に惚れるなんて」という与次郎のセリフにも、普段の与次郎に似合わないやさしさが見えて、好感が持てる。 読者の感想を載せていた。ある女性の読者が...

  • タテマエと本音

     法政の杉田敦と早稲田の長谷部恭男はときどき朝日紙上で対談するが、いつも個性的な発言をする高橋源一郎とちがって、ぴんと来ないことが多かった。だが、昨日は腑に落ちた。 2月28日の「偽善」でぼくが言ったこととほぼ重なる。 本音が喜ばれ、タテマエが軽視されるいまの日本の世情に対して、だが、タテマエは大切なのだと主張している。 考え方、感じ方のそれぞれ違う人間たちがひとつの社会を成立させようとしたら、形式...

  • あひるさんへ

     拍手コメントは目立たない場所にあってつい見逃すのだが、あひるさんから激励をいただいた。ありがとうございました。お礼を申し上げます。...

  • 高原さんのコメント

     高原さんがコメントを下さっています。論文を仕上げねばならず、忙しいので、政治的なテーマでここに書くのはこれを最後にしたいということのようです。少し長いので、今回は本文にしません。コメントで読んでください。本年3月3日の「左翼」という記事へのコメントです。 相変わらずぼくには少し難しいのですが、植田与志雄さん、古本屋通信さん、デボーリンの墓守(元東大民青)さんに少しずつ触れています。...

  • 「ふくやま文学」27号

     いくつかの作品について書いたが、一度書き始めるとついつい長くなる。ひとつについて書くと他の作品を無視するわけにもいかなくなる。「ふくやま文学」の読者がこのブログの訪問者にいるわけではないので、最も注目した二作についてのみ、アップすることにした。 今号で最も引きつけられたのは、高橋朋「Gareria」である。ただし、この表題が何語でどういう意味なのかが分からない。 何重にも仕掛けのある小説である。「僕」...

  • 作品批評

     かつて、ろくな小説を書けない人間がひとの小説を批評するなと複数のブログ訪問者から責められた。そんな暇があったら自分の小説を書けという批判には聞くべきところもあったが、小説を書けない人間には批評する資格はないと断言されると、それは違うと思わざるを得なかった。 ブログ開設当初だったので、かなりショックを受けた。もう批評はやめよう、ブログもやめようと考えた。 やめなかったのは、古本屋さん、高原さん、植...

  • 植田さんへ

     コメントありがとうございました。吉田民人さんの言われていることはまったくそのとおりなのですが、凡人の身で、なかなかそうはいきません。さまざまに不十分だと感じつつ、とりあえず感じたことを断片的に語るのみです。...

  • リスク

     リスクのある国へは行くなと誰かが言った。誰と名指さなくともほとんどの日本人が思っていることかもしれない。 たしかに国によってリスク率というものはあるだろう。しかしそれは予測値だ。いったん事件が起こればひっくりかえってしまう。 そもそも比較的安全といわれる日本は本当に安全なのか。ほとんどの国より率は低いとしても殺人はある。交通事故はかなり多い。地震、津波、噴火、台風、その上原発災害まである。旅行者...

  • 「名探偵石崎義忠翁」

      石崎家 こんなものまでネットで見つけることができるのかと驚いてしまった。 曽祖父石崎義忠の名前で検索してみた。するとぼくが親からもらって失くしてしまった本が出てきた。「名探偵石崎義忠翁」1926年 石崎義忠翁表彰会編集発行 高見活版所(富山市)印刷 小柴直矩著(郷土史研究会員) 国立国会図書館が保存していて、12年にネットで公開した。全ページ読むことができる。 国会図書館というところにも驚いた。どの...

  • 「1984年」ジョージ・オーウェル

     数十年前に読んだきり読み返していないので、細かいところはたいがい忘れたが、それでもジョージ・オーウェルの「1984年」は、数年前に読んだ村上春樹の「1Q84」よりも強い印象を残している。そこにはオーウェル作品の強烈な独自性がある。この小説は読者を深い絶望の淵に置き去りにする。 スターリン体制下のソ連がモデルになっているのは明らかだが、そればかりではなく、資本主義国家をも含めて、近代国家の管理・教育社会の...

  • 「ピケティから考える」植田与志雄

    *ピケティコラムをもう一度おさらいすると「メディアと民主主義を新しい土台の上に作りなおす。土台とはクラウドファンディングに基づいてデジタル時代の新しいモデル、このモデルを探す。その一例が財団と株式会社の中間の非営利のメディア企業。メディアの事例を超えて私的所有の概念自体や資本主義を民主的に乗り越える可能性について、もう一度考えてみようと私たちを促す。」新しいのはクラウドファンディングです。 *とり...

  • ピケティとクラウドファンドメディア

     NHKのピケティ教室は1、2回見損なったり途中からになったりしたが、一応最後まで見た。だが、朝日新聞で読んだ以上の内容はなかった。新聞からは意外に多い情報量が入ってきている。グラフは豊富に公開されたが、これも、なにぶんテレビ画面で一瞬見るだけなのであまり役立たなかった。 ピケティはきょうから朝日でコラムを書き始めた。経済学者がほかのテーマで書いてもどうかなと思いつつ読んだ。政治学者の著書を引いている...

  • ユダヤ

     今朝の朝日の記事だが、アメリカのユダヤ人社会に変化が見られるという。イスラエルへの疑問の兆しが出てきた。 もともとキリスト教徒から迫害を受けてきたユダヤ人は、欧米社会の少数者であり、アメリカでは当然民主党を支持した。かつては共産主義者も多かったはずだ。マルクス自身がユダヤ人だ。 アーノルド・ウエスカーはイギリス共産党員だ。でありながら、イスラエル問題で、彼はモスクワと対立した。他の問題では我々の...

  • イラン キューバ

     イランとキューバとが、アメリカとの国交正常化に向かっている。ぼくはこの動きを全面的に歓迎する。 アメリカの政府や支配層の政策や行動には多くの批判すべき点があるが、このことは国と国とを対立関係に置かねばならないということにはならない。 そもそもたとえばレーニンにしても、帝国主義諸国との対立を望んでいたわけではなかった。帝国主義諸国の側がこの国の革命を押しつぶそうとして攻め込んだのだ。 もっとも、ベ...

  • 左翼

    「いま」という時代を視るための角度のひとつに、「社会主義への失望」を置くこともできるだろう。 イスラム社会でイスラム教が急速に政治的復権を果たしてきたのもそのせいだろうし、先進国で右翼が労働者や若者の支持を広範に集めだしているのも、やはりそのせいだろう。人々の選択肢から社会主義が消え、イスラム教や右翼がその席に座ったのだ。 ソ連の崩壊はやはり大きかった。それがたとえ偽社会主義であっても、社会主義の...

  • コメントへの感謝

     Sakiさん、コメントありがとうございました。感謝します。...

  • デボーリン・コメント

     本文に移してくれという要望なので、デボーリン氏のコメントをここに掲示します。 ですが、この内容に、ぼくは全く同意できません。すべてが推測であり、証拠が示されていません。 日本共産党がデボーリン氏が期待するよりもずっと右に位置しているのは事実ですが、そのことへの評価は、氏とぼくとでは全く異なることを表明しておきます。 以下、デボーリン氏のコメント これは重大なので、トップに載せて議論していただけな...

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