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2015年02月のエントリー一覧

  • 偽善

     偽善と露悪とは「三四郎」の主要なテーマである。それは西洋と日本という漱石の生涯のテーマによりそうものだ。 遠藤周作が、「沈黙」の中だったか、あるいは他でだったかもわからないが、「キリスト教の本質は偽善である」という意味のことを書いていた。 橋下徹を見ても分かるが、日本人というのは本音の話をしたがる。きれいごとを言ってみても本心はこうなのだろう? という形にもっていきたがる。 そのとき米軍の司令官...

  • オシドリ

     オシドリもダンスパーティするとてか 誰かさんに触発されて、歌心が皆無なので、せめて下手くそな川柳です。 我が家の書斎の正面はそこそこの水をたたえた溜池で、冬になるとオシドリの集団がやってくる。(たぶんオシドリと思うのだが、鳥に詳しくないのでわからない) 書斎からは少し遠くてよく見えないが、先日散歩に行くと、数十羽が三つのグループに分かれて水面をぐるぐる回っている。いつまでもやめない。二つのグルー...

  • 「アヒル」さんへ

     引き続きコメントありがとうございます。ところでいただいたコメントは「次の二点である」というところで中断しております。拍手コメントの仕組みがよく分からないので今回ちょっと調べてみたのだが、500字という制限があるようです。長いコメントをくださる方は何回かに分けてくださっています。なお拍手コメントにも公開と非公開とあるようだが、ぼくは管理人画面で見ているので、読者画面でそれがどう表示されているのかわか...

  • シンデレラの罠

     小説はいちおう一段落。ただしパーツに解体して錆を落として組み立て直した、という感じで、まだ油を塗らねば完全じゃない。 良くなったか、悪くなったか、自信がない。それと、やはり書き出しの部分だけで中断しているという感じを否めない。はたして読者が何かを感じてくれる内容になっているだろうか。「シンデレラの罠」を再読した。87年の36版になっているから、およそ30年ぶりだ。 読み直してみると、まるきり無理な設定...

  • 拍手コメント

    「民主主義文学とは何か」にうれしい拍手コメントをいただきました。ありがとうございました。拍手コメントは非公開なので、勝手に公開するわけにはいかない。さしさわりなければ公開コメントで書いていただけたら、もっとうれしく思います。...

  • 速見賢三

     古本屋さんのブログが引用した速見賢三氏の「アラブの春と『イスラム国』」と題した論考(革共同再建協議会「未来」掲載)を、ざっとだが、読ませてもらった。 部分的に、視る角度の違いを感じるところもあるが、ほとんど同意見であり、違和感を持つところはない。ソ連のアフガン侵攻の評価(デボーリンの墓守氏と見解を異にするところだが)、社会主義への失望がイスラムへと向かわせただろうという指摘、背景になっているヨー...

  • 高原さん、植田さんへ

    「まがね」に書く文章はそれなりに推敲するが、このブログの文章ははっきり言って滅茶苦茶である。あとで読み返すことがあると、うわ、こんな恥ずかしい文章よく書いたなと思うことしばしばだ。そういうものを人に読ませていることの可否を考えるべきなのかもしれない。文章には、面と向かっての会話とは全然異なる責任がともなってくるのかもしれない。そういう疑問を抱きながらも、結局無責任に書いている。 いま、いちばん忸怩...

  • 曽野綾子

     曽野綾子がまた何か変なことを言ったらしい。その文章は読んでいないのでそれについては書かない。むかし一度彼女の講演を聴きに行ったことがあるのでそのときのことを書く。 たぶん20数年前だ。うろ覚えだが、彼女が「奇蹟」という本を書いた。内容は失明の怖れから手術で無事回復した体験で(ぼくは読んでいないのだが)、病を得ては回復を繰り返していた義父が、同じクリスチャンということもあって、これにいたく感動した。...

  • 「渚にて」「天空の蜂」他1件

     いまわが一族はちょっとした「渚にて」ブーム。妻も読みはじめた。ぼくが読んでも知らん顔のくせに、娘や婿や孫が読むとすぐ影響を受ける。 3.11後、「渚にて」と東野圭吾の「天空の蜂」はブームになるだろうと思っていたが、「天空の蜂」は少し話題になったが、たいしたことはなく、「渚にて」にいたってはぼくの耳目に触れるところではまったく話題にならなかった。 どちらもいま読むべき作品だ。特に「渚にて」は文学的価値...

  • 植田、高原論争について

     お二人のコメントを本文に移すに際し、勝手に一部省略したり、ぼく自身の感想を付け加えたりしたことで混乱が生じたようです。ご迷惑をおかけしたことをお詫びします。どちらの文章も興味深く読ませていただいております。...

  • 高原氏への植田氏の回答

    (石崎)しかるべき反論と思われるので、以下にコメントから本文に移す。おそらく両名のテーマに微妙なずれがあり、そこからくる食い違いであろう。いずれのテーマも興味深いものであり、参考にさせていただく。 高原氏への植田氏の回答*ご批判有り難うございます。  批判されている部分は、遺伝子と自我の話の中で自我の説明に必要な範囲で「情報」に触れたところです。情報一般について述べているわけではありませんし、この...

  • 相撲と囲碁

     ほとんどのスポーツにほとんど関心がなく、相撲もテレビ観戦することは近年滅多にない。 ただ相撲というゲームに関心がある。 200キロの巨体が土俵中央に座りこんだなら、押しても引いてもこれを土俵外に出すことは困難だろう。ところが相撲には土俵外に出すという以外にもうひとつルールがあり、力士の足の裏以外の部分が土と接触したら負けである。 ルールは基本的にこの二つ、きわめてシンプルだ。それも恣意的なルールで...

  • 「シンデレラの罠」セバスチアン・ジャプリゾ

     何もできないまま一週間が消えていき、「まがね」の締切りまで残り一週間となった。締切りは一ヶ月ほど伸びそうだが、一週間でケリをつけたい。というのは推理小説の締切りがいつのまにかまぢかに迫ってきた。5月10日だ。3月4月の二カ月をこれの手直しに宛てたい。だから「まがね」の原稿はあと一週間で仕上げるべきだ。あとがなくなった。 むかし、編集者が作家をホテルに缶詰めにしたというのがよく分かる。どうしても逃げ...

  • 植田「情報論」批判 高原利生

     高原氏の植田氏批判をコメント欄から本文に移す。少し長いが、植田氏の文章もそうしたので、それが適当だと考えた。 高原氏の独特の用語用法については相変わらずわかりづらいが、全体としては、植田氏の論のあいまいな部分への批判として妥当性をもっているように思う。 サルトルが「存在と無」の緒論の部分で(実はそこだけしか読んでいないのだが)、「意識は常に何ものかについての意識である。何ものかを前提しない単なる...

  • 「書く」ということ

     雑文や読後感想文は頭を使わなくても手が勝手に動くが、小説だけはそうはいかない。何の因果でこんな苦しいことをする羽目になるのかと、逃げ出すことばかり考える。もともと小説書きに向かない人間かも知れない。誰に強制されているわけでもなく、自分で勝手に書いているのだが、苦し紛れにそういうことを考えるのだ。タバコをやめてからなおさらだ。 どこにも存在しない世界を、空想だけで文章で作り上げる。ケイタイ小説のよ...

  • 「渚にて」ネビル・シュート

     禁煙でまわらない頭を援けるために、ブランデーをちびちび舐める。妻ががみがみ言いながらも買ってくる。その妻が自分ではブランデーをオンザロックしようとする。ブランデーの飲み方はそうではないといっても聞かない。先日、娘夫婦が来ていた時にその話になり、「だが、ブランデーをオンザロックする人物がじつはいるのだ」ということで、「渚にて」を紹介した。紹介したのはいいのだが、途中で涙が湧いてきて、しゃべれなくな...

  • 「平井真」経過

     昨日は結局何もできず、きょうは夜更けてからやっとやる気を出して少し書いた。あちこちの文章が気にかかって書き直してしまう。結局そうなる。その結果原作の味が消えていく感じがするが、やむをえない。書くということはこういうことだ。 最大のポイントは、平井と本多、梨絵子との対話の部分だろう。ここが浮いた会話になっている。ここは全面的に書きなおしだ。ここの主役は本多と梨絵子でなければならない。平井のセリフは...

  • 高原さんへ「平井真」

     コメントありがとうございます。再度評価をいただいて喜んでおります。ぼく自身、あの、ぼくのようでもあればぼくのようでもない文体が何となく気に入っているのであまりいじりたくないのです。部屋の間取りを誰もおかしいと思わなければそのままいきたい。でもぼく自身がこの部屋を考えてみることができない。 これは中層(あるいは高層かもしれませんが)アパートの一部屋と思われます。隣の戸はどこにあるのでしょうか。両側...

  • 「まがね」次号

    「まがね」次号の締め切りまで2週間となり(延びるもようだが)、30年前の「平井真」の手直しに取り掛かった。ところがのっけから躓いてしまった。 冒頭主人公が彼女の部屋で目覚める場面、部屋の間取りがおかしいと、最初読みなおしたときから気になっていて、きょう、見取り図をさまざまに書いてみたが、どう考えてもこういう間取りの部屋はあり得ない。 で、新たに部屋の設定を決めて、書き直した。たしかにすっきりした。で...

  • モンゴル相撲など デボーリンの墓守

     デボーリンの墓守さんの相撲に関する記事をコメントから本文に移します。スポーツのことを全く知らずについ書いてしまった白鵬についての記事に寄せられたコメントです。 政治的発言が主だった人の意外な発言なので、注目しました。 東アジア諸国にはそれぞれの相撲があるようです。モンゴル力士はモンゴル相撲出身ですね。中国の内モンゴル自治区では文革時代にはモンゴル相撲が行われない時期もあったようで、やはり政治とス...

  • 作品批評へのコメントに

     非公開コメントで、匿名の方から作品批評への共感をいただきました。ありがとうございました。一度読んだだけで、独断的に批評しており、おかしなところも多いだろうと思います。以前ずいぶんお叱りをいただきましたが、こりずに書いています。なお、作品の具体的な内容には必ずしも触れません。作品紹介ではなく、基本的に読んだ人に向けて書いています。読んでいない人にはわからないだろうと思いますが、あしからず。...

  • 東喜啓「蘇鉄のある家」(「民主文学」15年3月号)

     ところどころ引き込まれたところもあるし、ラストは感動したが、全体にたいへん読みづらかったというのが正直な感想である。東さんってこんなに下手だったっけ、と首をひねってしまった。 面白く読ませてもらった最初の作品は、一人語りで、それも非常に個性的な人物による一人語りだったから、作者としては今度の作品は勝手が違ったのかもしれない。二度目の作品も、今回ほどごたついてはいなかったと思う。 現代小説は、客観...

  • 浅野尚孝「きみのとまり木」(「民主文学」15年3月号)

     仕事の話にひかれて読みはじめたら、女の子との変哲もない会話になって、それが長々と続いていく。うわ、この調子でずっと続いていくの、と思いながら我慢して読んでいると、だんだん女の子が謎めいてくる。そのへんから引き込まれて読んだ。 読み終わってみると、印象の強い作品である。 石井斉の作品同様、心を病んだ人を描いている。男の方にもそういう経験があったと書かれているが、小説の現時点では男には異常はなく、女...

  • 白鵬

     白鵬が最近バッシングにあいはじめたと聞いて、にわかに白鵬ファンになった。 もともとやんちゃ坊主の朝青龍が好きで、優等生の白鵬は嫌いだった。 相撲自体、朝青龍は見応えがあった。機敏に動き回ることで勝機をつかむ危ういようなところの魅力だ。これは白鵬を責めても仕方ないが、安定感がありすぎて退屈なのだ。 その上朝青龍には個性の魅力があった。優勝を決めた土俵の上から「おおきに、大阪」と言ってみせる、そのサ...

  • 石井斉「妻と星空」(「民主文学」15年3月号)

     芸術というものは心で感じとるものだから、ときに作品の上手下手を超越する。技巧上のぎこちなさが、かえって作品を際立たせているように思えるときさえある。 石井斉の作品はそういう作品だ。作者自身、統合失調症を患い、作中の主人公も常にそうである。今回はすでに結婚し、結婚相手も同じ病気だ。障害手当をもらいながら、男は百円ショップで働き始めた。妻の方は勤めは無理なので、家事に専念している。二人とも症状がしば...

  • 政府批判自粛への批判

     世事に疎いので、古本屋ブログで初めて知ったが、この間政府批判を自粛する動きが目立ち、それを批判する声明が出された。 共産党の若い代議士が安倍発言を批判するツイッター文を書き、それを志位和夫がたしなめた。そのことも含めて、政府批判の自粛はファシズムにつながるとして批判している。 ぼくも、人質事件への対応は政府にまかせるべきだと書いた。人質の命がかかっているとき、雑音を入れるのは好ましくないと思った...

  • 民主主義文学とは何か

    「民主主義文学とは、要約していえば、さまざまな対象を社会の民主的発展の方向をめざしてリアルにえがく文学である」 30年以上前、民主文学同盟が発表した定義である。 正直言って吹き出したくなるような定義で、要約しすぎて何もなくなってしまった定義なのだ。 当時から、ぼくはこんな定義など相手にしなかった。ぼくは文学を語る仲間が欲しかっただけで、それがたまたまこの団体だっただけのことだ。したがって、ぼくがこの...

  • エターナル・サンシャイン付記

     ぼくがそっけなく紹介した映画「エターナル・サンシャイン」に、エストリルのクリスマスローズが非常に豊かなイメージを与えてくれている。ぜひ読んでください。...

  • 「イスラム」へのコメント デボーリンの墓守

     デボーリンの墓守氏から寄せられたコメントである。「引用」としたのは本ブログからデボーリン氏が引用した部分である。以下はぼく自身の見解ではない。参考とされたし。 コメント デボーリンの墓守 引用「デボーリンの墓守さんは、ソ連のアフガニスタン侵攻にはアフガン政府からの要請があったというが、ここで細かい経過に触れるだけの知識は持たないが、どのような経過があったにせよ、軍隊が国境を越えるということは間違...

  • 松本たき子

     コメントをいただきました。松本たき子さんは若い方だそうです。...

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