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2014年09月のエントリー一覧

  • たばこ続

     煙草のない人生とは、たとえるなら、アクセントをどこに置けばよいのかわからない英単語のようなものではなかろうか。英単語というものはアクセントの位置が不明ではただのっぺりした音の連なりで、言葉としての質感が生まれてこない。人生に煙草がないということは、これと一緒である。それはまるでトコロテンに覆われたものを触るような手応えのなさであり、曇りガラスのむこうに見る風景のようでもある。 元の人生をとりもど...

  • コメントに

     直近のご両名の方、コメントありがとうございました。 人の意見の多様さをつくづく感じております。古本屋さんがぼくを批判するのも無理のない面もあるので、ぼくは齢のわりに知識が貧弱です。ぼくが書いているのは、ただ「ぼくはこう感じる」ということだけです。それについて論争するだけの知識はないので、ぼくが読んだなかで共感するのはどれであるかということだけを書かせてもらっています。「もっと勉強してから発言しろ...

  • 朝日問題について

     昨日の論壇時評に関して書いたら、「自分の意見を述べるでもなく、源一郎の意見を紹介するでもなく、わけのわからない文章である」と古本屋さんに批判された。まあ、たしかにそのとおりかも知れない。ぼくはただ自分の気分を表現したかったのだ。源一郎が同じような気分に陥っているように思えたので、共感を表明したのだ。 朝日誤報問題に関するぼくの意見は、今日の朝日の斎藤美奈子、中島岳志両人の意見とまったく同じである...

  • 高橋源一郎「朝日誤報問題」

     昨日の新聞を今日読んでいる。で、あえて今日と言わせてもらうが、今日、高橋源一郎はかなり感情的になっている。論壇時評を「おれ」という一人称で書いている。 過去のこの欄での彼の一人称が「私」であったか「僕」であったか記憶にないが、少なくとも「おれ」であったことはない。 書斎の机の上に新聞・雑誌を山と積み上げて、その前で自己の思いを扱いかねている著者が見える。 そこに彼が集めたのは、朝日誤報への批判記...

  • たばこ

     一昨日、「資本論」に関して少し書けたので、このぶんなら小説だって書けるのではないかと思って今日試してみたが、全く駄目だった。小説というのは、明瞭なイメージがあってそれを文章化すればよいのではなく、自分の頭の中に全くの無からひとつのイメージ、それも現実に負けないだけの豊かなイメージを作り出していく作業だから、頭の使い方がまったく違うのだ。 当分書けそうにない。禁煙を始めるのが少し早すぎた。いまの小...

  • 植田・高原論争への疑問

     素朴な疑問です。それも脳内情報伝達物質の欠乏下で頭に浮かんだ不十分な疑問です。 特に植田論への疑問。(これを明確にしないと高原論へは入っていけない気がする)。1、情報とサービスとをごっちゃに論じていないか。 物質の商品価値よりも情報の商品価値のほうが高くなってしまった。これはマルクス時代になかった現代資本主義のひとつの側面であり、新たな分析を必要とするテーマであろう。 だが、「商品生産労働とサー...

  • 浪人さんへ

     浪人さん、コメントありがとう。「幽霊」を読んでくださったことを知ったのが、いちばん嬉しかった。38才のとき、いまの形で「まがね」に載せたが、元原稿は20代のもので、それがいまだにぼくの作品中一番評価が高いというのは、ちょっと問題なのだが。作者的にはその前年の「祈り」の方が好きだが、これを評価してくれる人はなかなかいない。 それはそれとして、浪人さんが小説についていろいろと考えておられる内容は、ぼくに...

  • 旅、禁煙、新山口、津和野、萩

    雑文 - コメント(29) - トラックバック(0) - 2014/09/14

     コメント欄を見ると、高原さんと植田さんの討論が久しぶりに再開している。興味深い内容である。 ところで、しばらく更新がなかったので、原稿に邁進しているかと思ってくださった方が、もしおられたら、たいへんうれしいが、じつは残念ながら、原稿は一行も進んでいない。 小旅行で二日とんだ。その二日分の新聞を読むのに帰宅後二日かかった。 その上に、きのうの朝、二本吸って煙草が切れたのをきっかけに、突然、禁煙を思...

  • 啄木 続

     啄木の項に書き忘れたので追加する。M女は滝浦サメに来た手紙まで送ってくれた。64年に秋田県の高校一年の女の子から来た手紙である。ぼくより二つ下だ。渋民村を訪れてにわかに啄木に関心が増し、啄木研究をしたいという。ついてはサメ女史の協力を得たい。とりあえず、次の二点を教えてほしい。1、(啄木の歌)  大いなる彼の身体が  憎かりき  その前にゆきて物を言ふ時 啄木の身長は何センチくらいだったのですか。...

  • 啄木

     またいとこから啄木本十数冊と、ほぼ同数の関連記事のコピーが二度にわたる宅配便で届いた。本はいずれも高価なものばかり。文庫本二冊持っているだけで啄木ファンを自称しているぼくとはわけが違う。引越しの機会に蔵書を整理して、啄木関連はぼくの手元にと思ってくれたらしい。 もっとも彼女(仮にM女とする)が啄木本を集めたのは、啄木本人に対する関心よりも、啄木に讃美歌を教えた女教師とされる自らの祖母との関連が強...

  • ラピュタ街道

     健康が気になりだしたので、きょうは自転車でちょっと距離を伸ばした。団地から幹線道路に出て坂を下っていくと、まだ田んぼの残っている盆地に出る。ここは鎌倉室町の時代から続く坪生庄(つぼうのしょう)である。そこから北へ、神辺の方に向けて、山並みにはさまれた田園地帯が延びる。水の絶えることのない一本の川がそれを支えている。竹田川である。まわり中の山から流れ込むので、水量はいつも豊かだ。 ふつう川は山から...

  • 原稿執筆

     原稿用紙一枚書いて今日の仕事終わり。 アクション・シーンになるのだが、書き直してきたここまでの文章との整合性を思案していたら、結局舞台描写にとりかかっていた。振り返ってみたら、前の原稿はストーリーに走りすぎて、それが演じられる舞台を書いてなかった。 つまりネットにあふれかえるケイタイ小説と一緒だった。 心に残る小説をぼくらが振り返るとき、思い浮かべるのはその文章ではなく、情景である。映画を見たわ...

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