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2013年05月のエントリー一覧

  • 不破哲三「新・日本共産党綱領を読む」批判

     2008年の末からの2年間、ぼくは毎月のように県党に文書を手渡してきたが、いま読み返すとあまりにも散漫にさまざまなことを書きすぎていて、読者に供すべきものではない。最後に少しだけましと思えるものを書いているので、それを公表して終わりとする。 この文書の中心は現代中国分析となっているが、経済の分析などはすでに時代に合わなくなっている。中国経済はぼくの思っていた以上の変化を遂げた。 全体は不破哲三著「新...

  • 日本共産党への質問状

     5年前に書いた文章を公表する。たった5年だが、いま読み返すとかなり未熟で、現在の見解と食い違う点も多い。だが基調は変わらない。これを公表しようと思ったのは、近頃書いた「共産党論」が不調に終わったことへの欲求不満をひきずっているせいで文学への切り替えがうまくできないでいるからだ。 最初からあんなもの書かねばよかったと思うが、公表してしまった以上もう遅い。これ以上政治に時間をとられないために、過去の...

  • 望月笑子「無機質な腐敗」

     派遣で働きはじめる冒頭部分はけっこう読ませた。文章に若干乱れもあったが、内容の面白さと文章の読みやすさが勝った。ところがだんだん話があれこれととめどなくなっていき、思いつくまま書いている感じになる。 頼りない恋人の話、不良少女の話とかいろいろあって、どこでつながっていくのかと思っていると、すべてが切れ切れのまま中途半端で終わってしまい、(受け取りようによってはそれこそまさにリアリズムなのだという...

  • 永沢 滉「霧の中の工場」

     「民主文学新人賞」佳作作品。 選評は組合結成の話としているが、ぼくには企業小説としてしか読めなかった。前半は文章が平板で退屈する。企業乗っ取りの裏話らしくなって、やっと興味を惹かれた。小さな醤油工場の持つ特許を狙って、大企業と裏社会までが暗躍する話は面白い。この小説はこの小企業の社長を主役に据えるべきだった。彼の苦悩する姿がいちばん心を打つ。彼が主役であれば、日本経済のひずみがもっと浮き彫りにな...

  • 橋下徹「慰安婦発言」について

     言葉は文脈のなかで見なければならない。それはそのとおりだ。メディアに揚げ足取りが目立つのも事実だ。ぼくは橋下発言の詳細を知っているわけではない。だから知らないことまで論評はできない。 ここでは「従軍慰安婦は必要だった」という文章に限って若干感じたことを述べる。 単語もまた文脈のなかでしか意味を持ちえない。この文章の主語は何なんだろう。明らかに「従軍慰安婦」ではありえない。「軍」である。「軍が従軍...

  • 古本屋通信さんへ 9

     古本屋通信さん、転載、恐縮です。こう転載されると気軽に書けなくなってきそうです。でもネット空間で書く以上それは覚悟すべきなのでしょうね。ぼくはいまちょっと気分的に落ち込んでいるので、何も書けない日が続いています。でももともと日記のつもりじゃないので、いつも書くとは限りません。高原氏について少し書かせてもらいました。批判は甘んじて受けます。...

  • 50億年後の太陽消滅について

     古本屋通信が高原利生なる人物の文章を紹介している。ある本の書評として書かれたものらしいがかなりの長さで、後半に原発に関する見解が述べられている。 内容は、50億年後の太陽消滅ののちも人類が生き残っていくためには原子力が欠かせないので、いま脱原発を言うことは無責任な感情論である、というものである。 かなり詳しく論じられているので、興味ある方はご覧ください。 ぼくの感触としてはまともな論とも思えない...

  • 内田 樹「壊れゆく日本という国」

     5月8日付の朝日新聞で内田樹が興味深い指摘をしている。現在は世界的な国民国家の解体期に入っているというのである。同様の指摘は同紙5月14日付で、中島岳志も行っている。 どういうことかというと、いまや企業が国籍を失い、建設費、賃金、税金すべてにおいて安いところを探して、世界中をうろついている。もはや企業は国民に何の恩恵も与えない。にもかかわらず政府は企業を支援する。その政府を支えているのは国民であ...

  • 笹本敦史「ユニオン!」

     今年度の民主文学新人賞作品である。そして「まがね」同人の作品である。 興味を引かれたところ三点。1、労働の描写。 商品配送業務の実際を知らない読者にも、興味深く読ませる。働いている姿が目に見える。この冒頭部分には完全に引き込まれた。ここがこの作品の最も文学的なところだと思う。一般の小説がアフターファイブしか書こうとしないのにぼくは不満だ。人は時間の大部分を働いている。人間を描こうとするなら労働を...

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