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カテゴリ:雑文のエントリー一覧

  • 誤読について

    エストリルのクリスマスローズが、次のように書いている。作者が一人称形式で(受け手の見極めを密かに願いながら)技巧を駆使して真実を歪めて描き出すというこうした技法がある以上主人公の語りは、額面通りである筈という思い込みのもと記述された世界観のみに浸ってしまった受け手とそうはならなかった受け手とではその読後感が大きく変わってしまうという事態が生じる物語は、作者の手を離れたら受け手のものですから解釈は自...

  •  犬が来て、3日つぶれた。息子一家が旅に出たのだ。娘一家の犬は朝晩散歩するだけで、あとは玄関につないでおけば一日おとなしくしている。去年何カ月か預かったが、どうってことなかった。息子一家の犬はお座敷犬なので、行くところへついて来て、姿が見えないと吠える。家の周りで音がすると吠える。何かというと吠える。仕方がないので、庭を閉鎖して放し飼いにして、そこへ椅子を持っていって読書する。庭にいると気分が開放...

  • コスモス

     少し進んだ。プロローグと一場は微修正で残し、二場を全面的に改稿している。出会いのシーンに流れ込んでいくところがうまくいかないので、何回も書き直した。あら書きはできたように思う。細かいところはまだこれから書き直すが、ともかく問題のシーンへと繋いでいく道筋はついてきた。いよいよ問題のシーンである。それを書く準備ができたというだけで、肝心なところはこれからなのだ。...

  • 言葉

     倉庫の片付けと庭の手入れは、やれば一応やっただけは目に見えるので、少しは前に進んでいる。 戯曲は遅々として進まない。第二の劇をすべて切ってすっきりさせた。ところが、まず主人公男女の出会いの場で躓いている。ぼくは恋愛小説をそれなりにいくつか書いては来たが、ふと考えてみると、出会いを書いたことがない。ぼくの主人公男女は、小説が始まったときにはすでに出会いを終えている。それどころか別れから書かれること...

  • 「まがね」編集

    「まがね」61号の編集を終了した。執筆者7名は少し寂しい。でも悲観はしていない。過渡期なのだと思う。掲載料の大幅値下げには成功したし、執筆陣も徐々にキャリヤを積んでいる。内容が充実していけば、そして本を広くばらまければ、そのうち必ず人は寄って来ると思う。書いて満足するのではなく、なるべく多くの人に読んでもらう工夫をすること、そして批評を受けること(厳しい批評も受けること)にお互いが慣れていけば、よい...

  • 「コスモス」

     10年くらい前に書いた戯曲「コスモス」を書き直している。「樹宴」に出す原稿がなくて、締め切りが迫ってきたので、焦っている。元の原稿は「樹宴」スタイルで70ページくらいあったから、400字詰めなら200枚くらい。 二つの芝居が同時進行するややこしい芝居だった。今回、片方をバッサリ切る。難解な部分を捨てて、分かりやすくする。そのかわり、説明で終わらせていた部分を演じさせることにするので、そのぶんは長くなるが、...

  • ぼくのパソコンからすべての写真が永久に消えてなくなった経過

    第1段階 新たに写した写真をパソコンに取り込もうとしてカメラから取り外したチップを入れたが反応しない。そこでネットで質問した。すると、写真を取り込むソフトをいったん削除して再インストールすれば直ると書いてあった。やってみた。すると削除したソフトがインストールできなくなった。パソコンを調べても、最新のソフトが入っていますと出てくる。ネットでソフトを検索すると、このソフトはいったん消したら二度と入れる...

  • 倉庫の片付け 2

     空間認識や数字の把握が苦手なので、倉庫の広さをかなり誤認識していたようだ。実際には三角地に沿って三角形に建てられた倉庫で、6畳もない。出入り口まで物があふれていたので、いかにも広大そうに見えただけだった。 分別の終わったものから曜日に従ってゴミに出している。すでに大量に出したが、残っているものの膨大さから言うとわずかしか進んでいない。 一階の一部屋はあいかわらず占拠されたまま。 まあ、ぼちぼちや...

  • 倉庫の整理

     10年間放置していた倉庫の整理を始めた。整理と言っても全部捨ててしまえばよいのだが、分別の面倒くささに負けて、10年前放棄してしまったのだ。 燃えるもの、燃えないもの、木材、紙、布、金属、瀬戸物、プラスチック、ガラス、ビンと、最初から分かれているものはいい。いろんな素材が複雑に組み合わさったものをどう分けろというのか。 というわけで、いつかはやらねばと思いながら10年経った。 今回どうしてもやらねばな...

  • 「阿部一族」

     必要があって、「阿部一族」を読んだ。怠け者なので、森鴎外は「舞姫」だけしか読んでいない。以下しばらく雑談。読み飛ばしてください。 読んでいないが、「阿部一族」と「山椒大夫」は持っているという記憶があって、本棚を探した。懐中電灯片手に探すが見当たらない。で、アマゾンで注文した。アマゾン注文はいつもコンビニ払いするのだが、かなり間が空いたので、いざコンビニで操作してみると、うまくいかない。何度やり直し...

  • 堀田善衛

     小説が行き詰まったので、ずっと読めなかった受贈本に取り掛かっている。この間、何冊もいただいたのにまったく読めていない。 気になっていた堀田善衛が、ふたつの本、二人の著者によって、たまたま取り上げられている。まずそれにかかった。 田中伸一「敗戦の姿」(私家本「敗戦の姿」所収2019年500円) 木村陽治「堀田善衛のまなざし(2)」(「零地帯」第3号2019年500円) 田中伸一のほうは、「クレーン」最新号で途中...

  • タイムマシン

     13ページ、1万3000字、原稿用紙にして約30枚書いた。それで完結するはずだった。ところが終わらない。これを中編にして、後編は以下次号とするしかない。 ということで納得できればいいのだが、じつは納得できてない。だらだらととんでもない駄作を書いてしまったという感じがしている。 途中で2000字くらいはバッサリ捨てた。一度はそれでいいと思った。ところが今度は、ほとんどすべてをバッサリやるべきではないかと思い始...

  • 「ふくやま文学」合評会など

     3月いっぱいで町内会をお役御免になり、まだしばし引継ぎでうろうろしたが、ほぼかたが付いてきた5月、10連休で子供たちと遊んだ後、やっとタイムマシンにとりかかった。……のだが、ふたたび中断、ネット関係の、本来必要なかった面倒な手続きにふりまわされ、あいかわらず行事がいくつかと、ふたたびジャングルとなりつつある庭との戦い、その間、千客万来で、光陰矢のごとく流れた。10日以上が無為に過ぎ去り、月末が近づいて...

  • 鎌倉幕府とは何か

     ぼくは鎌倉幕府の成立を源平の争奪戦という側からは見ない。それはいわば政局報道だ。誰がトップを握るかということには、ほとんど重要性がない。副次的な問題に過ぎない。 鎌倉政権の成立の重要性は、ここで日本の古代中央集権が崩壊し、地方分権の時代が本格的に始まったということなのだ。 日本の古代前夜において、他地域をわずかにリードした大和の権力が、朝鮮からの知識・技術を独占し得たことによって、他地域の権力を...

  • 文は人なり

     いたたたた。久しぶりにエストリルのクリスマスローズを開いたら、ビュフォンを引いて、「文は人なり」と言われてしまった。5月5日付だから(違うかもしれないけれど)ぼくの5月4日付への回答にぴったりだ。「タイムマシンの文体が出てこない」と嘆いたら、「文は人なり。ひたすら自己研鑽に励め」と言われてしまった。おっしゃるとおりです。ただいま、励んでおります。木沼さんからもコメントでだいぶ激励をもらったし、毎...

  • タイムマシンが書けない

     そろそろ「タイムマシン」の後編にかからねばと思い、どう書いたか思い出すために、前編を読み直した。そこで躓いた。前編と同じ文体を再現できそうにない。「ふくやま文学」のメンバーに送ったときに、一人から、「いままでと作風が違う」と言われたが、そのときは「そうかな」という感じだった。しかし、いま、彼女の言がつくづく思い当たる。たしかに、これはぼくの文体ではない。いま、同じ文体が書けそうにない。 これはつ...

  • 4月1日

     月曜日のこと、ぼくはめったにテレビのスイッチに触ることがないが、老化現象著しく、大阪の選挙が終わったと思い込んで、結果を知ろうとスイッチを入れた。 とたんに、お祭り騒ぎが飛び込んできてびっくりした。きょうこの問題に無関心なのは日本中でおまえだけだ、と思わせるような騒ぎである。もちろんそんなことはない。話題作りがメディアの飯の種だから、騒いでいる人だけを写しているので、無関心な人は写さない。のだが...

  • 出演俳優が罪を犯したら

     出演俳優が罪を犯したので、NHKがその映像を見れなくしたそうだ。これ、日本の話? ソ連か中国のことかと思った。...

  • 小泉提案のネット投票

     小泉二世が、妊娠・出産で登院できない女性議員に代理投票の機会を与えようと提案して批判され、今度はネット投票できるようにしようと提案している。 この提案は慎重に審議したほうがよい。 民主主義は形式を大切にする心によって保たれる。形式なんかどうでもよいではないか、大事なのは内容だ、とする考え方は民主主義にとって危険である。 うろ覚えだが、イギリス映画に面白いのがあった。イギリスにもやはりアフリカ人を...

  • 太宰治再読

     最近機会があって太宰治を読み直した。といっても短編集を一冊だけだが。 太宰治を読んだのは15歳になる直前だったから、ほぼ60年ぶりである。 中学3年の新学年の初夏に、ふと手にしたのがどの作品だったのか、もう覚えていない。たちまち虜になって本屋に通い、角川文庫の太宰治は全部買った。こだわるたちだったので、いったん角川を買い始めると、ほかの文庫をぼくの本棚に紛れさせるのが嫌で見向きもしなかったから、角川...

  • 人手不足

    「日本の人手不足はじつは国民不足なのだ」と今朝の朝日が書いている。待てよ、と思う。一面的すぎないか。「日本の労働生産性は他国と比べて非常に低い」という話を前に何度か読んだ。労働生産性が低ければ人手不足になるだろう。そのせいではないのか。 生産現場の労働生産性はとても高い。低いのは、事務部門、管理部門、営業部門、俗にブルーカラーに対してホワイトカラーと呼ばれている部門だ。それと、サービス業である。 ...

  • 左派ポピュリズム

     山本 圭と言えばぼくらの世代では「若者たち」だが、ぐんと若い同姓同名のどこかの学者が、今朝の朝日で、左派ポピュリズムについて書いている。条件を付けながらも好意的な評価を与えている。ぼくの言いたかったこととだいたい同じだ。 理性に訴えて人々を動かすことが出来れば、それに越したことはない。だがそれで簡単に人が動くようならだれも苦労はしないのであって、人はしばしば感情で動く。退屈な演説を長々とやられて...

  • コンピューターは脳ではない

     きょうの朝日で、池澤夏樹が「コンピューターは計算機であって、脳ではない。脳にはなれない」と言っている。遠い未来のことは別にして、見通せる未来の範囲でこれは正しい。 半世紀前の「鉄腕アトム」のころから、ぼくの頭にあったテーマだ。手塚治虫はアトムにことよせて人種差別問題も訴えた。比喩的なお話として、そういう扱い方ももちろんありえただろうが、ぼくの強い関心は一貫してロボットは人間になり得るのかというと...

  • 河瀨直美と「まなざし」

     きょうの朝日で、河瀨直美が「まなざしを持たなければ物語にはならない」と言っている。ぼくは日本映画をほとんど観ないので、この人の映画のよしあしはわからないが、この言葉は腑に落ちた。「まなざし」つまりそれが文体だ。大衆的なまなざしで書けば大衆の支持を得る物語は成立する。成立するが、その芸術性はあまり感じられないだろう。一方、独自のまなざしがほんとうに独自であるかどうかは、作品ごとに異論のあるところだ...

  • 鷲田清一「人は普通が普通である理由は知らないのに、それに従わぬ人は削除する」

     少し前の朝日「折々のことば」で村田沙耶香「コンビニ人間」にふれて鷲田清一が書いた文章である。 なるほど、こう言えばよかったのだ、と腑に落ちた。この小説は「まがね」の例会で合評したが、ぼくが変に哲学を引っ張り出して論じたりしたので、あまり伝わらなかった。鷲田氏はそれをきわめて平易な言葉で表現した。ぼくの言いたかったことも結局そういうことだったのだ。 発達障害の話だとか、もちろんそういう読み方もでき...

  • ふたたび「社会主義リアリズム」について16/05/04

    「民主文学」5月号に載った谷本論氏の「『社会主義リアリズム』とは何だったのか」の結論部分だけを記して賛意を表明したぼくのブログ記事に、Aさんがコメントで異論を述べられた。 ぼくが結論しか書かなかったのが間違いだったのだろう。どんな論考にせよ、意味のあるのは論の筋道であって結論ではない。「民主文学」は誰の眼にもふれる雑誌ではないから、よけいに結論だけでは何もわからない。 釈明文を書こうとしてなかなか書け...

  • みたび「社会主義リアリズム」16/05/09

    「社会主義リアリズム」に興味を持つ人などもういないだろうし、そんな言葉を聞いたことのある人すら、すでにほとんどいないだろう。もはや死語なのだ。ぼくにしてもたいして関心を持ったわけではなかった。 ただ民主文学という団体の近くで読み書きしていれば、若いころ具体的な歴史的経過も知らずに耳にした「批判的リアリズムから社会主義リアリズムへ」という言葉がたまに頭をよぎったりした。民主文学にときおり現れる批評の...

  • 呉座勇一

     今日の朝日で、呉座勇一が百田尚樹と井沢元彦を切って捨てている。呉座勇一は最近注目している歴史学者だ。まだとても若い。じつは新聞記事以上には読んでいないのだが、ウマの合いそうな人だ。 今日の記事ではないのだが、以下のようなことを言っていた。「NHKの大河ドラマをはじめとして、小説家たちが嘘だらけの歴史ものを書いているが、細かい事実関係の間違いよりも、歴史に接近するための対し方に根本的な問題がある。と...

  • 「民主文学会」

     先頃、ある同人雑誌の方から、「民主文学会」について質問された。そのとき、かつてそれについて書いた文章があったことを思い出した。読み返してみると、ごく個人的な見解ではあるが、現在ぼくの思っていることとあまり違わない。それで、それをコピーして送った。あくまで個人的見解で、実際のことは知らないのだと断り書きを付けて。 その個人的見解を、ここに復元する。文学会内外からの批判を待ちたい。 じつは、当分新たな...

  • ちょっと焦ってきた

     11月はすべての週末が行事でふさがり、平日はその準備に追われ、その上ジャングルとも格闘していた。来週は大掃除で、それでだいたい年内の行事は終わる。のだが、今期のまとめと来期の準備で相変らず追われそうだ。これをかっちりやっておかねば引退できない。 ということばかりで、はっと気づくと原稿がほったらかしだ。「樹宴」の原稿を年内で切られている。どうしても手を入れる必要があり、いまのままで発表する気はない。...

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